【都内かき氷屋7選】涼しくなった今こそ!かき氷のすゝめ
こんにちは!オレぺエディターのさやです。
毎年夏が近づくと気が触れたようにかき氷を食べに行く程のかき氷ラバーな私。
気づけば秋。季節外れと思われるかもしれませんが、涼しくなって来た今こそがかき氷屋の訪問に適した季節だと考えています。その理由はただ一つ、「秋はお店が混雑していない」からです!
かき氷と言えば夏のイメージですよね。実際に私も今夏、何軒ものかき氷屋に行きました。そして今秋もかき氷屋に行って思ったのは、「真夏の暑い時期に苦労してお出かけするより涼しくなった今こそがチャンス!」ということです。
最近は予約できるかき氷屋も増えましたが、夏は予約争奪戦です。また、予約ができない人気のかき氷屋に行こうとするととんでもない待ち時間がかかったりします。
つまり、夏が終わった今こそが、かき氷屋に行くベストシーズンと考えます。
…とは言えど、寒くなったらかき氷食べたいという気持ちなんて湧かないよ!という方もいらっしゃるかと思いますので、あくまで個人の意見としてお受け止めいただければ幸いです。笑
ニュースによれば、10月は例年より冷え込むが11月は例年より気温は温かいとのことで、かき氷好きだけどまだ今年訪問できていないという方や、来年温かくなった時期に訪問する際の参考にしたいという方に是非お読みいただければ嬉しいです。
それでは今年の6月から10月にかけて訪問したかき氷屋さんの中から、お勧め7選を皆さまに紹介します☺
①松也(六本木)

期間限定メニューから、「いちごとピスタチオと抹茶(2,640円)」を注文しました。

かき氷の上には、いちごソースとピスタチオと抹茶のエスプーマがかかっています。エスプーマはとってもまろやか。中にはいちごのコンポートが入っており、いちご好きにはたまりません◎別添えでいちごソースもついてくるのが嬉しかったです。
かき氷にはほうじ茶が付いており、体を冷やしすぎずに美味しく頂けました。

おはぎも有名なので、きなこと黒胡麻の2種をセレクトして頂きました。小ぶりなサイズで程よい甘さ。とても美味しかったです。付け合わせの塩昆布は舌に残る甘さをリセットしてくれ、無限甘辛ループに突入しそうでした。
六本木ヒルズのノースタワー地下一階に位置するこちらのお店。6月中旬の土日、14時半頃伺いましたが待ちなしで入れました。六本木ヒルズのメインタワーから少し離れているので、人通りも多くなく、混雑していない印象を受けました。是非お買い物や美術鑑賞の合間の休憩に行ってみてください☺
②かき氷よすが(東大前)

今年の4月にオープンしたばかりの、文京区の静かなエリアに佇むこちらのお店では、老舗料亭の作る氷懐石が頂けます。
今回、「氷大福(赤) (2,400円)」と「氷大福(緑) (1,800円)」を注文しました。


かき氷にはクラムチャウダーが付いており、懐石のお椀のように最初に提供されます。
熱々クリーミーなクラムチャウダーには、サイコロ状のじゃがいも、にんじん、そしてあさりが入っています。お出汁の味もしっかり出ていて、かき氷屋でこんなに美味しいクラムチャウダーが食べられるなんて!と驚きでした。お通しとは思えないほどの満足感のある一品でした。
氷大福(赤)は、かき氷が求肥といちごの蜜で覆われ、中には丹波黒豆餡子が隠れており、まるで大福を食べているかのよう。一口ごとに色々な味の変化を楽しむことができ、幸せな気持ちに包まれます。
氷大福(緑)は求肥と伊勢抹茶蜜で覆われ、中には同じく丹波黒豆餡子が。甘さ控えめでこちらもとっても美味しかったです。
7月初旬の15時頃訪問すると、お客さんは0人。場所柄且つオープンしたてでまだ有名でなかったのか、ラッキーなことに空いていました。毎夏行こうと心に決めた、大ヒットのかき氷屋さんでした🍧
③まめ茶和ん(飯田橋)

当日の11時から電話と店頭で予約が取れるシステムのこちらのお店。
平日の11:00に電話をかけたところ、繋がったのはまさかの40分後でした…!心が何度か折れかけましたが、ここまで電話をかけまくったんだからと機を持ち直し、懸命にかけ続けた結果なんとか予約を取ることができました。もはや執念ですね…
今回注文したのは季節限定の「アメチェチーズ(2,200円)」。

こんもり盛られたかき氷に、真っ赤なアメリカンチェリーのソースがたっぷりとかかっています。ソースの甘酸っぱさと、濃厚なチーズピューレとの掛け合わせが最高に美味しかったです。アメリカンチェリーの果肉はトップにはもちろん、中にもゴロゴロ入っているのが嬉しいです。適量のグラノーラもカリカリとした違ったテイストをもたらしてくれます。アメリカンチェリー好きにはたまらない、食べ応えのある一品でした!

他にも魅力的なメニューがたくさんあったのでまたの機会にチャレンジしたいと思います◎
④ ティー スイーツ ラボ コンテナート(南新宿)
こちらのお店は都内唯一のロンネフェルト(1823年にドイツ・フランクフルトで創業された老舗紅茶ブランド)認定販売店です。その紅茶を使用した本格的で美味しいかき氷が食べられると話題で早速足を運んでみました。
今回注文したのは、季節限定の「とうもろこし畑のクリーミーサプライズ(1,920円)」と「ブルーベリーファームヨーグルト(1,980円)」です。

北海道産糖度18度の品種「甘いんです」を使用したかき氷。「甘いんです」はまるで果物のように甘く、口の中に一気にトウモロコシ畑が広がります。
内側のアッサムバリシロップがとうもろこしやクリームの甘さをさっぱりさせてくれ、さすが紅茶専門店!と思わずうなりを上げるほどの素晴らしいマリアージュでした☺

外側には、北海道産ブルーベリーの甘酸っぱさと、ヨーグルトの爽やかさが溶け合うシロップがかかっており、内側にはラベンダードリームシロップがかかっています。
外側はさっぱり、内側はふんわりラベンダーが香る華やかな味わいで、初夏にぴったりでした◎
訪問したのは7月下旬の平日。LINEで整理券を取得できるので、待ち時間なくストレスフリーでした!
フルーツとティーのマリアージュのたまらないかき氷屋さん。紅茶好きの方は是非足を運んでみてください♪
⑤銀座のジンジャー(銀座)
2012年に誕生したこちらのお店。金沢発の洋菓子店「ぶどうの木」が培ってきたフルーツのコンフィチュール作り・その経験を土台にしながら、生姜に焦点を当てたスイーツ専門店です。
注文したのは、レギュラーメニューから「オレンジ生姜のかき氷(1,630円)」。

白い氷の上には練乳のエスプーマがのっています。シロップはジンジャーミルクをセレクト。口に含むとまずは優しい甘さ、その後からじんわりと生姜の刺激が追いかけてきます。添えられた瓶には「オレンジ生姜コンフィチュール」がたっぷりと入っています。自分の好きなタイミングで味変できるのが嬉しいです☺交互に押し寄せてくる冷たさと刺激がたまらず、スプーンを運ぶ手が止まりませんでした。
7月下旬の平日の13時頃予約なしで訪問すると、お客さんは2、3人程度で空いていました。かき氷以外のメニューや生姜商品もたくさん販売されているので、生姜好きの方に是非お勧めしたいお店です♪
⑥Parlor Vinefru 銀座(銀座)
エレベーター無しの3階という立地にもかかわらず、人気の絶えないこちらのお店。
今回、「いちじくブルチ(クリームチーズ変更) (2,200円)」を注文しました。

上には煮詰めたとろとろのいちじくがたっぷりかかっていました。クリームチーズとの相性もとても良く、ずっと食べていたい、そんな気持ちにさせてくれるかき氷でした♡
訪問した日は9月中旬の平日13時頃。土日は混雑するようですが、平日だったこと、また猛暑のピークを過ぎていたためか、待ちなしで入ることができました。
⑦オクノシブヤ(渋谷)
目白のかき氷の名店「志むら」(和菓子も絶品です)でおよそ20年にわたり活躍されていた方がオーナーを務めるこちらのお店。
今回注文したのは、「パンプキンプディング (2,200円)」と「和栗とほうじ茶(2,420円)」です。

構成は、かぼちゃ餡、オーツミルク、アングレーズミルク、パンプキンプディング、ホイップクリーム餡、粒あんマスカルポーネ、ドライフルーツラムコンポート、クルミキャラメリゼ、塩かけパンプキンシード、かぼちゃチップ、カラメルシロップ、粒あん。書き出すととんでもない数の食材が掛け合わされていることがわかります。全てが一体となった、かぼちゃ好きにはたまらない美味しいかき氷でした。特に上にのっているプリンがとっても美味しかったです!

一見シンプルな見た目ながら、ほうじ茶豆乳ミルク、和三盆豆乳ミルク、和栗餡、豆乳ホイップ餡、栗渋皮煮、はったい粉、ほうじ茶葛ジュレ、こし餡、という構成。
間違いのない組み合わせで、全体的に甘さも控えめなので、最後まで美味しく頂けました。食べ進めると栗、ほうじ茶葛ジュレが中から出てきてアクセントも楽しい一品でした。
訪問したのは10月中旬の土曜日14時過ぎ。ネットから事前に予約ができ、待ちなくスムーズに入れました。
確かな腕を持つ店主のこだわり絶品かき氷を食べたい方、是非訪れてみてください♪
まとめ
毎夏頃から、何故だかわからないけれど無性に食べたくなるかき氷。昨今のかき氷ブーム、そして原材料高騰化の波により、決して簡単に手を出せる金額ではないのですが、無性に恋焦がれて足を運んでしまう食べ物の一つです。
今の季節だと、秋の食材、芋栗南瓜を使ったかき氷がどのお店でも提供されています。それぞれのお店が趣向を凝らして提供する渾身の一杯、ご興味のある方は食べてみてくださいね♪
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