メイクをしたまま寝たり、無防備に外に出て日焼けしてしまううっかりっぷりと、ハマるとスキンケアやメイク用品を使い比べ、成分まで調べてしまうくらいのオタクぶり。果たして意識が高いのか、低いのかわからない松井玲奈の、リアル美容エッセイ!
おはようからおやすみまで。松井玲奈が大切な撮影前にやっている【むくみ対策ルーティン】
大切な撮影がある前に、とても気をつけていることがあります。それは「むくまないこと」。顔がむくんでいるだけで、なんだか疲れて見えちゃうし、肌も元気がないように感じる。今月は大切な撮影があって、しっかりむくみケアをしようと取り組んでいたので、ずぼらな私がふだんの生活にプラスして実践していることをご紹介したいと思います。
白湯を飲んで、午前中に1ℓの水分摂取
むくみ取りの勝負は朝。起きて鏡を見たときに、顔全体やまぶたが重たくなっているとテンションが下がってしまいませんか? 私は大いに下がります。でも、そこで気持ちが折れたら試合終了! すぐさまお湯を沸かし、白湯を飲む準備をします。
朝一番に白湯を飲むと体が温まり、巡りがよくなるといわれています。私が気をつけているのは、特にむくんでいる日はお昼までに1ℓの水分を摂取すること。イメージとしては、体に新しい水を入れて、古い水を外に出す感じ。たっぷり水分補給をすると自然と体が水を出すモードに切り替わり、お昼前には全身がすっきりする感じがします。
基本的には常温の水を飲みますが、朝は体を温めたいので白湯に限ります。しかし、忙しい朝は、あつあつのお湯が冷めるのを待つ時間がもどかしい。それをスッキリ解決してくれ、心地よい白湯生活をもたらしてくれたのが、「ON℃ZONE白湯専科マグカップ」。

一見すると普通の保温マグカップですが、なんと熱湯を注ぐと約3分で白湯に適した温度になり、忙しい朝も優雅に白湯を飲むことができるんです。保温時間が1時間なのもうれしいポイント。これを使うようになってから朝の白湯時間がとても快適になり、ずぼらな私にぴったりなアイテムです。
白湯を飲んだら、次は朝ご飯の準備です。朝には必ずフルーツを食べるのですが、むくみを感じるときや、むくみを抑えたいときはキウイを食べるようにしています。カリウムが豊富で、ビタミンC、ビタミンEもとれるのがうれしいところ。キウイが大好きな私は、このフルーツが持つパワーに両手をあげてよろこび、今まで以上に食べるようになりました。しかし、いかんせんお値段が張るので安いときにまとめて買っておきます。

食べるときはていねいに皮をむくのもいいですが、朝はとにかく時間との勝負。キウイを皮ごと半分にカットしてスプーンですくえば楽に食べることができます。
食後は、またお湯を沸かして「あずき茶」を飲みます。

あずき茶にはむくみ、冷え症の改善を促すカリウム、サポニンが入っています。カリウムは体内の余分な塩分を排出して体の水分バランスを整え、サポニンは血行を促進して体の巡りをよくしてくれる。また血糖値の上昇を抑える働きがあるので、食後の急な眠気も防いでくれます。
ほんのり香ばしい味がクセになるおいしいお茶で、これを飲むことで私の朝のむくみ取りルーティンが終了します。
バスソルト入りのお湯に浸かって発汗
さて、最後は一日がんばった自分をいたわり、むくみを翌日に繰り越さないための入浴剤。AMRITARAの「ヒマラヤ岩塩バスソルト」はヒマラヤの地層から採取した、ヒマラヤ岩塩のバスソルト。
本格的な硫黄の香りが特徴で、お湯に入れるとまるで温泉に来たような気分にさせてくれます。好きな音楽を流しながら、一日を振り返る。リラックスに最適なアイテム。
お風呂に浸かることは、自分をいたわるために一日の最後にできる最高のごほうび。塩はお湯の温度を下げにくくするので、ゆっくり湯船に浸かり、全身を温めて汗をじんわりかくと、翌朝の体のスッキリ具合が変わってきます。入浴剤を入れなくても、ゆっくり浸かれば汗をかくことができるけれど、そこにワンアイテムプラスして気分を上げることが大切だと思っています。
体を温めればゆっくり眠ることができますし、質のいい睡眠はむくみレスな体にもつながると感じています。

これから寒さが日々増していきますが、体を温め、巡らせていく。そうすることで体も顔も、心もスッキリ! むくみケアだからこそ、がんばって対策をするのではなく、生活の中にちょこっと足してみる。それだけで体はしっかりと応えてくれる、そんな気がしています。
今月のアイテム
今回ご紹介したアイテムの詳細はこちら!

ON℃ZONE(オンドゾーン) 白湯専科マグカップ 320ml グレー 2948円(税込み)/ドウシシャ
商品詳細
 
恵之屋 あずき茶 4g×40包 1490円(税込み)/恵之屋
 
アムリターラ ヒマラヤ岩塩バスソルト 520g 2200円(税込み)/アムリターラ  
商品詳細

PROFILE
松井玲奈(まつい・れな)
愛知県出身。2008年デビュー。俳優として活躍する一方、執筆活動にも取り組み、小説・エッセイを刊行。最新作は、2025年3月発売の小説『カット・イン/カット・アウト』(集英社)。現在、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』にハーマイオニー・グレンジャー役で出演中。


文・写真/松井玲奈 バナー・プロフィール画像/砂原文

 
       
      











 
														
 
								










 
													 
													 
													