
『Mo Story 子猫のモー』に出てくるスープ【物語レシピ】

オレぺエディターの山地ユキネです♪
だんだんと秋らしい気候になってきましたね。
そろそろ温かいスープが恋しい季節です。
今回ご紹介するのは、絵本『子猫のモー』(作:チェ・ヨンジュ/訳:矢部太郎)に出てくるスープ。
きのこやズッキーニ、そしてりんごが入った、森の雰囲気を感じられるスープです。
『Mo Story 子猫のモー』ってどんなお話?
『子猫のモー』は、韓国の人気イラストレーター、チェ・ヨンジュさんによる冒険ストーリー。
森で暮らす子猫のモーは、ある眠れない夜、窓の外に“笑っている光”を見つけます。
その正体を知りたくなったモーは、森へと冒険に出かけていくのです。
行く先々で出会う様々な動物たちとの出会いが、モーの心を豊かにしてくれる。
読んでいると、私たちの心もいつの間にか温かくなっていることに気づかされるお話です。
お話の中に、モーが旅の途中で出会ったアライグマのコックさんとスープを作る場面が出てきます。
具だくさんでなんだかとってもおいしそう。
ぜひ作ってみたいと思い、私なりにレシピを考えてみました。
作り方と材料

【材料】(3~4人分)
マッシュルーム…6個
ズッキーニ…1本
りんご…1/2個
セロリ…1本
水…600ml
コンソメキューブ…2個
【作り方】
1.セロリは茎の部分を斜め薄切り、葉は食べやすい大きさに切ります。
マッシュルームも薄くスライス。
ズッキーニとりんごは角切りにします。
ちなみに、絵本には「猫草」を使うとありますが(なんともかわいい設定)、さすがにそこまでは再現できないので……。
りんごに合いそうなセロリを使うことにしました。

2.鍋に水と1の具材(セロリの葉以外)を入れて、中火で加熱します。
沸騰したらコンソメキューブを加え、フタをして5~6分ほど煮込みます。
柔らかい具材ばかりなので、煮込み時間はそんなにかかりませんでした。

セロリの葉は柔らかくなりすぎないよう、後から加えました。
1分ほど煮るといい感じの柔らかさに。
「モーのスープ」、これにて完成です!

森のレストランで出てきそうなスープ♪

具材たっぷりのほかほかスープが出来上がりました。
マッシュルームやセロリの旨味がしっかり溶け込んでいます!
ズッキーニとりんごも柔らかくておいしい。
りんごを入れるのには少し勇気を必要としましたが、意外とマッチしていますね!
コンソメ味のスープに、ほんのり甘みが加わります。
りんごって、コンソメスープの具材としても使えるんだと、新たな発見もありました。
もし、森の中に動物たちが営むレストランがあったなら……。
こんなスープがメニューにあるかもなぁなんて、想像しながら食べました。

スープの付け合わせには「煮干しと落花生の甘辛煮」。
こちらも物語の中に出てくるので、一緒に作ってみました。
お正月のおせち料理に入っている田作りみたいな感じです。
物語のレシピを再現するのって、楽しいですね!
今度は何を作ろうかなぁ~。