
その疲れ・不安感、あの栄養素が不足してるのかも。鮭の心穏やかになれるレシピとは?

毎日忙しくてヘトヘトでもやもや……。そう感じた日の献立には「鮭」のメニューがおすすめです! 管理栄養士の大島菊枝先生によると、鮭に含まれるたんぱく質やナイアシンは、心の安定に働きかける栄養素を含むそう。うまく作用を引き出すには消化がポイントになるので、ねぎ、しょうがといった香味野菜で消化を促すと、より効果が期待できます! そんな「鮭×香味野菜」にぴったりのレシピを、料理家・飛田和緒さんに教えていただきました。

ねぎたっぷりのせ蒸し魚
材料(2人分)
甘塩鮭の切り身……2切れ(約200g)
ねぎ……1本
酒
ごま油
下ごしらえ
●鮭/ペーパータオルで水けを拭き取る。
●ねぎ/斜め薄切りにし、水にさらして水けをしっかりときる。
作り方
(1)鮭は耐熱の器にのせ、酒小さじ2をふる。蒸気の上がったせいろ(または蒸し器)に鮭の器をのせ、ふたをして中火で7~8分蒸す。
(2)1にねぎをのせる。ごま油大さじ2を小鍋で充分に熱してかける。
甘塩鮭を使うから味つけは不要! せいろでふっくら蒸した鮭にたっぷりのねぎをのせ、仕上げにあつあつのごま油をかければ風味満点です。心のケアには、おいしいものを食べて、リラックスが効果的ですよ。

(『魚介の賢い食べ方』より)
教えてくれたのは…大島菊枝さん
東京農業大学卒業。管理栄養士専攻。子どもの頃より栄養学に興味を持ち、研究職(大豆イソフラボン研究)に就く。食とは空間全体で味わうものという思いから、インテリア会社が経営する飲食業に従事したのち、独立。
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監修/大島菊枝 料理/飛田和緒 撮影/伊藤徹也 文/編集部・小林