
懐かしのお菓子と楽しみたい“読書の秋”――益田ミリ『最初の、ひとくち』【読書の秋】

涼しくなり人肌恋しくなってきたからか、誰かと昔の話をしたくなる…
そんな時間にぴったりな本があります🍂
益田ミリさんの『最初の、ひとくち』。

“初めて食べた○○”の思い出を綴った短編エッセイ集。
どのエピソードも「わかる〜!」と声を出したくなるほど共感できて、読んでいるうちに、自然と自分の“最初のひとくち”を思い出してしまいます。
たとえば、ピノを初めて食べた話。
ランダムに当たる“星座のピック”
妹の星座だけ当たって悔しかった――という、なんとも微笑ましいエピソード!
あまりにリアルな感情で、思わず笑ってしまいます💕

他にも「エンゼルパイ」「フルーチェ」「とんがりコーン」「ボウルで出てきたカフェオレ」…。
誰かと隣でお酒を飲みながら、
「これビックリしたよね〜!」って言いたくなるような題目ばかり!
益田ミリさんのすごいところは、食べ物の“味”だけじゃなくて、それにまつわるエピソードが絶妙にリアルなところ!
「この瞬間、自分にもあったな~」と読むたび思い出させてくれます✨
懐かしのお菓子と味わいたい1冊

1日1エピソードだけと決めて、懐かしいお菓子とワイン片手に読むのが密かな楽しみ💛
ページをめくるたび、“あの頃の味と風景”が蘇ってくる気がします😌