
定期的に読み返したい、お金にまつわるフィクション【読書の秋】

こんにちは。オレペエディターの日和(ひより)です。
お金にまつわる本ってたくさんありますよね。それらのタイトルは「〇年で〇〇円増やす」「今日からできる資産運用の方法!」など、具体的で実践的なものも多いです。
もちろん勉強しなければ!とは思いつつ、実際に読んだすべての本のことを実践するのは難しい。
実践的な方法から少し離れて「自分は何を価値と感じるんだろう」というのを考えたいと思うことありませんか?
「三千円の使いかた」原田ひ香さんの家族小説

この本は、祖母・母・姉・妹の4人の視点で、三千円の使い方をはじめとしたお金にかかわるそれぞれの価値観が描かれているもの。
それぞれのお金の使い方が「生活するうえで大切にしていること」にも反映されていたり、ストーリーの中ではじんわり感動して涙が出るものもあったり。
読み終わってすぐに得られる具体的なノウハウはないけれど、定期的に読み返してお金の使い方や人生の優先度を確認したいと思えるような、そんな本でした。