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第13回ジュニア料理選手権 WEB投票【個人部門】

第13回ジュニア料理選手権

個人部門

【中学生の部】
1
また一緒に散歩に行こう!

また一緒に散歩に行こう!

新田 航平さん
(愛媛県・愛媛大学教育学部附属中学校)

料理のエピソード

●料理は誰のために作りましたか?
また、どんな気持ち・メッセージが込められていますか?

83歳の祖母が、変形性膝関節症に。膝がパンパンに腫れて、以前のような明るい笑顔が見られなくなってしまいました。自分に何かできることはないかと、本やネットで調べるうちに、青魚のサバには炎症を抑制するEPA・DHAが豊富なことが分かりました。またビタミンC・Eと一緒に摂ることで、さらに高い抗酸化作用が期待されることも分かり、祖母の膝の痛みを和らげるために料理を作ることにしました。実際に7日間、作った料理を祖母に食べてもらうと、膝の痛みや足のむくみもだんだん取れてきたようで、笑顔も戻ってきました。

レシピのポイント

サバは味噌と煮ることで抗酸化作用が高くなるため、味噌煮にして、ビタミンCを含むさつまいもとじゃがいもを使った「サバの味噌煮入りさつまいもコロッケ&ポテトコロッケ」の2種を作りました。食材には、地元・愛媛でとれたサバと特産のむぎ味噌を使用。高齢者でも食べやすいよう、材料は細かく刻んだり、しっかり潰したり、粉末にするなど工夫をしました。副菜にもビタミンC・Eが豊富で祖母が好きなモロヘイヤとトマトを使って、マーマレードジャムを隠し味にしたサラダを添えました。

2
みんなに届け!徳之島の結ライスバーガー2種

みんなに届け!
徳之島の結ライスバーガー2種

本田 兆さん
(鹿児島県・徳之島町立亀津中学校)

料理のエピソード

●料理は誰のために作りましたか?
また、どんな気持ち・メッセージが込められていますか?

昨年、引っ越してきた徳之島。たくさん声をかけてくれたり、手助けをしてくれたり、徳之島の人々の「結の精神」に支えられて、楽しい毎日が過ごせています。この感謝の思いを島のみんなに伝えたい、島の良さを多くの人に知ってもらいたいと思い、自然豊かな徳之島の食材を豊富に使った料理を作りました。

レシピのポイント

徳之島産の皮つき豚肉と乾燥パパイヤを炒めて、お米で挟んだライスバーガー。味付けは塩・味噌味の2種類で、地元で「ましゅ」と呼ばれる希少な塩、ソテツの実から作った「ナリ味噌」を使用し、ライスバンズを香りの良い徳之島産・月桃の葉でそれぞれ上から包みました。さらに、島に自生している野生の島みかん「シークニン」も添え、爽やかな味わいをプラスしました。この料理を作るにあたって、島の人達から食材について教えてもらったり、食材を譲ってもらったり、たくさんの励ましをもらって「結の精神」で完成することができました。

3
日本の食材でお・も・て・な・し。日本風カブサ

日本の食材でお・も・て・な・し
日本風カブサ

溝口 明花さん
(大阪府・大阪府立咲くやこの花中学校)

料理のエピソード

●料理は誰のために作りましたか?
また、どんな気持ち・メッセージが込められていますか?

海外からの観光客を日本文化でおもてなしする国際交流プログラム「Hello! おもてなしジュニア」の活動の一環で、地元で開催された大阪・関西万博のサウジアラビアパビリオンでダンスを披露しました。そのとき、サウジアラビアの方達と交流したことをきっかけに、彼らに喜んでもらえるおいしい料理を作りたいと考えました。

レシピのポイント

サウジアラビアでお祝い事や特別な日に食べる、伝統的な炊き込みご飯「カブサ」を日本の食材を使ってアレンジ。コリアンダーを大葉、レモンをすだち、ナッツをカリカリ梅、スパイスを和風調味料などに替え、サウジアラビアは気温が高い国なのでさっぱりとした味を目指しました。また彩りも、大葉でサウジアラビア国旗の緑、梅で日の丸の赤を意識しています。

【高校生の部】
1
オキふわ盛り~シークワーサーごま味噌ース~

オキふわ盛り
~シークワーサーごま味噌ース~

赤嶺 美羽さん
(沖縄県・沖縄県立那覇国際高等学校)

料理のエピソード

●料理は誰のために作りましたか?
また、どんな気持ち・メッセージが込められていますか?

千葉に住む大好きな祖父が7年前に脳梗塞に倒れ、大きな手術を繰り返しながら今も闘病生活を送っています。そのため、私が暮らしている沖縄にも遊びに来られなくなり、会える時間が減ってしまいました。そこで、料理を通して沖縄や私達家族の温もりを感じてもらいたい、病気に負けずにこれからも元気で長生きしてほしい……そんな願いを込めて沖縄の食材をもりもりに盛り込んで、ふわっと揚げた「オキふわ盛り」を作りました。

レシピのポイント

「沖縄の長寿パワー」を凝縮した一皿にするため、抗酸化作用があるアスタキサンチンが多く含まれた車えびや、疲労回復効果のあるクエン酸が豊富なシークワーサーを使ったメニューに。さらに栄養価を高めるために、祖父の住む千葉県産で五大栄養素が含まれている枝豆と落花生なども合わせることで「沖縄と千葉、離れていても心はつながっている」という気持ちも表現しました。食感にもこだわり、生地は島豆腐とはんぺんを組み合わせてよく練ることでふわふわと軽く、具材にれんこんなどを加えることでシャキシャキ感も楽しめる仕上がりに。また、野菜はよく洗って皮ごと使ったり、えびの頭や殻は味噌汁に有効活用するなど、食材を無駄なく使うことも心がけました。

2
ネパール気分のやさしいモモ~手術を乗り越えたら次は味覚で世界旅行~

ネパール気分のやさしいモモ
~手術を乗り越えたら次は味覚で世界旅行~

田村 花碧さん
(愛知県・椙山女学園高等学校)

料理のエピソード

●料理は誰のために作りましたか?
また、どんな気持ち・メッセージが込められていますか?

物知りでやさしく、いつも私に勉強を教えてくれる叔父。海外旅行が大好きで、今年の夏にネパールに行こうと計画していたのに、直前に受けた健康診断で腎臓がんが発覚。旅行は断念することに。手術で片方の腎臓を失ってしまった叔父に、料理を通してネパール気分を味わうことで元気になってもらいたいと思い、現地でよく食べられている「モモ」を作りました。

レシピのポイント

叔父の腎臓にできるだけ負担をかけないよう、油分を控えた蒸し調理を行い、減塩ながらもカレー粉などを使っておいしく食べられる工夫をしました。また具材も、腎臓に負担の少ない低たんぱく質で低リン、ビタミンB1豊富な絹ごし豆腐のほか、玉ねぎ、にんにく、くるみ、黒ごまといった東洋医学で「腎」を温めたり、「腎」の力を高めるとされているものを使いました。

3
またおいしいものを笑顔で一緒に。ごちそう和どらさんど

またおいしいものを笑顔で一緒に。
ごちそう和どらさんど

徳本 千華さん
(兵庫県・神戸市立六甲アイランド高等学校)

料理のエピソード

●料理は誰のために作りましたか?
また、どんな気持ち・メッセージが込められていますか?

小学校からの大親友は毎年夏になると夏バテになり、食欲が落ちてしまいます。そんな友人に「心も体も元気になってもらいたい」「また一緒においしいものを笑顔で食べたい」という思いを込めて、手軽に食べられて栄養も摂れる料理を作ろうと考えました。

レシピのポイント

趣味のお菓子作りをヒントに、甘くないどら焼きの皮で栄養満点の野菜や肉を挟んだ、日本らしくほっこりとやさしい「和どらさんど」を作りました。食材には、ビタミンB1が豊富な豚肉と、一緒に摂ることでビタミンB1の吸収率がアップする玉ねぎを組み合わせて疲労回復をサポート。ビタミンCが多く含まれるパプリカで彩りを加え、クエン酸たっぷりの梅と大葉でさっぱりとした味わいに仕上げました。料理の工程では、甘くないどら焼きの皮を作るのがもっとも苦戦し、何度も試行錯誤を繰り返した結果、ちょうど良い塩味できれいな焼き目、時間がたってもふわふわな食感を保つことに成功しました。

中学生の部、高校生の部、それぞれから良いと思うレシピを選び、投票してください。
2025年11月24日(月)17時まで
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