
夏の終わりに出会った赤いピーマン

こんにちは、料理家のnacoです。
旬の野菜を主役にしたレシピや、体にやさしくて毎日の食卓がちょっと楽しくなるアイデアを発信しています。
Instagramでは25万人以上の方とつながり、これまでに『ごちそうサラダ たっぷり食べるだけダイエット』や『健康ときれいを叶えるやせるお弁当』といった書籍も出版しました。
また、料理をより楽しむためのお気に入りの食器やキッチン雑貨も紹介しています。
食卓を囲む時間そのものが心地よくなるような工夫も、一緒にお届けできたらと思っています。
八百屋さんや市場を歩きながら季節の野菜を見つけるのが大好きで、まるで宝探しをしているような気持ちになります。
小さな発見や「旬のおいしさ」が、いつも新しい料理のインスピレーションになっています。
このブログでは、そんな日々の気づきや野菜、そして暮らしを彩る小物たちを通して、毎日の食をもっとおいしく楽しく感じられるヒントをお届けします。
――今日も一緒に、旬の小さな宝物を見つけにいきましょう。
普段、私はサラダを中心に旬の野菜を使ったレシピを発信していますが、今日見つけた一番かわいい野菜は、夏の終わりを知らせてくれた赤いピーマン。
こうした小さな野菜との出会いが、いつも私の料理のインスピレーションになっています。

「赤いピーマンと緑色のピーマンって、品種が違うの?」と思う方もいるかもしれません。
実は、普段よく口にしている緑のピーマンは未熟な状態で収穫したもの。赤いピーマンは、その緑のピーマンが木の上で熟して色づいた姿なのです。つまり、同じピーマンでも“若いか、熟しているか”の違い。
味わいも異なります。
緑のピーマンは独特の青っぽい香りとほろ苦さがあり、炒め物や揚げ物にすると風味が引き立ちます。
一方、赤いピーマンは苦味が抜けて甘みが強く、生でも食べやすいのでサラダにぴったり。
色の違いは栄養面にもあらわれます。
緑のピーマンはカロリーが低く食物繊維が豊富。赤いピーマンはビタミンCやβ-カロテンがより多く含まれ、抗酸化作用も期待でき、美肌や免疫力アップも期待できます。
緑と赤、両方を合わせれば食卓はぐんと華やかに。色の違いを楽しみながら食べれば、会話も弾み、ちょっとした食育にもつながります。
八百屋さんで赤いピーマンを見かけたら、ぜひ緑のピーマンと一緒に料理してみてください。
レシピ:『緑と赤のピーマンのマリネ』
材料…
緑のピーマン3個(90g)
赤いピーマン2個(60g)
a=マリネ液
酢大さじ1
EXバージンオリーブオイル大さじ2
レモン果汁大さじ1
塩小さじ1/2
胡椒少々
作り方…
①ピーマンはヘタと種を取り細い千切りにします
②aをボウルに入れよく混ぜ合わせます
③①に②をよく和えて冷蔵庫で30分ほど置き、しんなりしたら食べごろです

#食 #日々の生活