【災害時のライフハック】アルミホイル&ラップの便利ワザ!

調理に欠かせないアルミホイルとラップ。
じつはいつもの使い方以外に、地震や台風、豪雨などのもしものときに役立つワザがたくさんあるんです。
災害時に備えて、覚えておいて損はありませんよ!
【ラップの便利ワザ】

ひもがないときの代用に
くるくると巻いてロープ代わりに
避難所では、タオルなどちょっとしたものを干すロープや、何かを縛るときに使えるひもがあると便利。そんなときにはラップの出番です。ラップをくるくると巻いていくと、丈夫なひもができ上がります。巻き始めをテーブルなどにセロハンテープで固定したり、人に持ってもらうと巻くのがスムーズに。
洗う手間と水の節約に
断水時の食事にラップ食器を
災害時には断水して自宅の水道が使えなくなることも。そんなときには、食器にラップをかぶせて使えば、食べたあとラップを捨てるだけなので、食器はきれいなまま。食器を洗う手間を水の節約になります。
–{アルミホイルの便利ワザにも注目!}–
【アルミホイルの便利ワザ】

懐中電灯の電池が合わなかったときに
乾電池のサイズ違いの代用に
災害時に必要なものの代名詞が懐中電灯。もし手持ちの電池のサイズが合わないときは、アルミホイルを活用して。単3電池が必要なのに単4電池しかないときは、アルミホイルを小さく丸めてすきまを埋めるようにすると、アルミホイルが導電と帯電の役割を果たしてくれるので単3電池として使えます。

小皿がないときに便利
容器の代用にアルミホイルカップ
非常時にはアルミホイルが小皿代わりにも。スナック菓子やチョコレート、ちょっとしたおかずや熱くない汁ものやご飯の容器として使えます。
(1)50cmのアルミホイルを2つに折り、中央に缶詰を置く。
(2)アルミホイルを缶詰の形に添って、上方向に折る。
(3)アルミホイルの端を外側に折って、缶詰の形に沿って押さえたら完成。

スリッパの足先の防寒対策に
避難所で過ごす際、冬場は足もとが冷えて困りもの。スリッパの内側の足先部分をおおうようにアルミホイルを入れておくと、はいたときにアルミホイルの輻射熱効果で足先が温まります。
監修/島本美由紀 取材協力/一般社団法人日本アルミニウム協会 撮影/飯貝拓司 イラスト/ニシワキ タダシ 文/佐々木紀子 編集部・渥美