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長谷川あかりのあたらしいきほんの料理

長引く残暑疲れに、にらどっさり梅だれが効く!長谷川あかりさんの『豚しゃぶそうめん』

長谷川あかりのあたらしいきほんの料理
定番メニューにひと工夫。むずかしい作業やめんどうなことはナシ。令和版「きほんの料理」を、人気の料理家・長谷川あかりさんに教えてもらいます。

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暑い日には、ツルッと食べられる冷たいそうめんがおいしいですよね。だけどつい、野菜やたんぱく質が不足しがちじゃないですか? そんなときにいいのが、野菜たっぷりのたれ。香りのいい生のにらとたたき梅の<酸っぱうまい>たれがそうめんにぴったりなんです。梅干しの塩分に合わせて、たれに加えるしょうゆや塩の量は加減するといいですよ。たんぱく質はにらと相性がいい豚しゃぶを。そうめんと同じ湯でゆでればいいから手軽です。栄養満点で、夏バテぎみでも元気が出るぶっかけそうめん、おすすめです。

『そうめん』のレシピ

たっぷりのにらと梅干しのたれに、さっとゆでられる豚しゃぶを合わせて。
栄養満点のそうめんで残暑を乗り切ろう!

材料(2人分)

そうめん……3束(150g)
豚ロース薄切り肉(しゃぶしゃぶ用)……160g

〈梅にらだれ〉
にら……1束
梅干し(塩分10%)……2個(正味20g)
しょうゆ……大さじ2

ごま油

作り方

(1)梅にらだれを作る
にらは幅1cmに切る。梅干しは種を除いて包丁でたたき、にらとともにボールに入れる。しょうゆを加えて混ぜ合わせ、15分ほどおいてにらがしんなりしたら、さらに混ぜる。

(2)豚肉をゆでる
直径22cmの深めのフライパンにたっぷりの湯を沸かす。弱火にして豚肉を1枚ずつ入れて色が変わるまでさっとゆで、ざるに上げてさます。

(3)そうめんをゆでる
火を強めてアクをすくい、湯が減っていたらたして再沸騰させる。そうめんを袋の表示時間どおりにゆでる。ざるに上げて流水でもみ洗いし、水けをしっかりときる。器に盛り、(2)の豚肉をのせて梅にらだれをかける。ごま油小さじ2を回しかける。

あかりのおまけ

梅干しはお気に入りを探してみて

私はふだんは塩分10%の市販の梅干しを使っています。手作りだと15~20%になるので、塩分を考慮してしょっぱくなりすぎないように注意してください。また、梅干しは酸味や甘みの加減の好みが人それぞれ。いろいろ試してみるのがいいと思います。

長谷川あかり
料理家、管理栄養士。雑誌やWEB、食品メーカーなどに幅広くレシピを提供。自身のSNSで数多くのレシピを紹介し、発見のある組み合わせと手軽なレシピが大好評。『長谷川あかり DAILY RECIPE Vol.3』(扶桑社)が発売中。
X:@akari_hasegawa

『オレンジページ』2025年9月2日号より))

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料理/長谷川あかり 写真/大森忠明 スタイリング/久保田朋子 取材・文/加藤洋子