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【減塩目標は1日6g未満!】香りとだしで叶える、我慢しない減塩生活のコツとは?

塩分、ちょっと気になっていませんか?

厚生労働省の目標では、1日の塩分摂取量は6g未満が理想。でも、日本人の平均は約10gと、まだまだ多めなのが現状です。

とはいえ、ただ塩を減らすだけでは味気なく、いきなり薄味に切り替えるのもなかなか難しいもの。そこで今回は、無理せず、ちゃんとおいしい減塩のヒントをご紹介します。

香りを生かして、薄味にする

少ない塩分でもおいしく感じさせる秘訣は香り。かつお節や昆布をたっぷり使ってだしをとると、ものたりなさを感じません。

カレー粉、山椒などのスパイス類や、青じそ、しょうが、にんにくなどの香味野菜、またレモンやゆずの果汁を使って変化をつけるなど、香りを上手に活用すると薄味でも風味豊かに仕上がります。

塩分は少しずつ減らして慣れる

血圧が心配な人は、できるだけ早く減塩を進めたいもの。でも、濃い味に慣れている人の場合、急に減塩すると味が薄くておいしくないと感じてしまいがちです。

いきなり1日6g未満を実践しようとするより、少しずつ減らしていったほうが、ストレスなく続けられます。まずは、目分量で使っていた調味料を、きちんと計量する習慣をつけ、使い過ぎを改めるようにしてください。

減塩は、我慢ではなく「おいしく続ける工夫」が大切。
少しずつ、でも確実に。香りやだしの力を借りて、ムリなく、楽しく塩分を見直していきましょう。

『オレンジページ』おとなの健康レシピ 高血圧の献立より​)

監修/牧野直子 撮影/南雲保夫 文/池田なるみ