
飲む点滴・甘酒を万能だれに『甘酒ごまだれ豚しゃぶ』食べて夏疲れをリセット!

酷暑が続き、疲れがたまってきたころ。残りの夏をすこやかに過ごすには、栄養の宝庫・甘酒をとり入れるのがおすすめ! 甘酒は〈飲む点滴〉と呼ばれるほど体によく、やさしい甘みやこくで砂糖の代わりとして気軽に料理に使えます。
今回は、甘酒をゆでしゃぶのかけだれとして使うレシピをご紹介。甘酒と酢を加えたごまだれは、夏らしいすっきりとしたおいしさですよ。
今こそ甘酒!の理由
疲労回復効果のあるビタミンB群やエネルギーのもととなるブドウ糖が多く含まれるので、夏バテぎみの今の時期にぴったり。食物繊維もたっぷりなので、腸活にも。
『甘酒ごまだれ豚しゃぶ』のレシピ

材料(2人分)
豚ロース薄切り肉……200ɡ
きゅうり……1本(約100ɡ)
水菜 …1/3わ(約70ɡ)
酒……大さじ1
塩 ……小さじ1
〈甘酒ごまだれ〉
白すりごま……大さじ1
甘酒※……大さじ2
黒酢(または酢)……小さじ1
しょうゆ……小さじ1
※甘酒には米と米麹だけで作るものと、酒かすと砂糖で作るものの2種類があり、後者はアルコールを含むものもあります。今回のレシピでは砂糖を使わず、発酵の過程で生まれる自然な甘みが特徴の米麹甘酒で、そのまま飲めるストレートタイプを使用しています。
作り方
(1)材料を切り、豚肉をゆでる
きゅうりは斜め薄切りにしてから細切りにする。水菜は長さ3~4㎝に切る。 豚肉は長さを半分に切る。鍋に1.5リットルの湯を沸かし、ごく弱火にして酒、塩を入れる。豚肉を3~4 枚ずつゆで、肉の色が変わったら、ざるに上げて粗熱を取る。
(2)甘酒ごまだれをかける

ボールに豚肉、きゅうり、水菜を入れてざっとあえ、器に盛る。甘酒ごまだれの材料を混ぜてかける。
甘酒と同じく、豚肉とごまも疲労回復効果のあるビタミンB 群を豊富に含むので、まさに〈最強の夏バテメニュー〉! 甘酒ごまだれは冷やし中華や蒸し鶏、サラダなど、ふだんごまだれを合わせている料理に使えますよ。
あわせて読みたい
料理/榎本美沙 撮影/砂原 文 スタリング/しのざきたかこ 文/編集部・屋代