
古い裁縫箱

寝室の角に置かれたクマ夫の机を奪って、はや2週間。
やっと重尻を上げ、布地に型紙などの整理を始めました。
17ー18年前に購入した1950年代の裁縫箱はドイツ製。
上段には断ち切り鋏やニッパー、メジャーにヘラ。
ボビンにミシン針やまち針など。中段は100個ちょっとの糸。
糸は日本が断然安い
下段にはボタン、ファスナー、紐やチャコ紙などが入っています。



結婚指輪を含むアクセサリーを一切身につけない私にとって
裁縫箱は宝石箱に近い感覚で、開けるたびにチョッとだけ心が躍る。
蓋を開けるたびにワクワクした小学校の家庭科で使った裁縫箱。
ネットで調べている間に手鞠と扇が並んだ柄を選んだ日のことが
鮮明に蘇って来ました。昭和どころか大正時代かのような柄に
こんなにも歳取っていたのか⁉︎ 『ショックのパー』←昭和アニメです




頑丈ではあるもののギシギシ音を立て、手を添えないとスッと開閉出来ない。
キャスター(車輪)は耳が痛くなるほどのキィーキィー高音。
なんだか、老いた自分と似た裁縫箱・・・。
やっぱり手放せん。
ここ迄来たら、添い遂げよう。
皆さんは、どんな裁縫箱をお使いなのでしょうか?