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オレぺ編集者のおいしいもの帖

夏季限定の琥珀糖『きせつのさがしもの(夏色)』が、ため息の出る美しさとおいしさ/富山

オレぺ編集者のおいしいもの帖~手みやげ編~

料理と食をこよなく愛するオレンジページの編集者が、撮影や取材、プライベートで愛用する、とっておきの手土産を紹介します。今回担当するのは、『オレンジページ』編集部ひら。観劇や旅行好きで、旅先のスーパー・共同浴場めぐりが趣味。ローカルグルメを見つけるとわくわくします!


宝暦2年創業、富山県・石動(いするぎ)の老舗和菓子店「薄氷本舗 五郎丸屋」。
銘菓「薄氷」を看板菓子に、地元のみならず国内・海外にもファンが多い同店の新たな代表作が「きせつのさがしもの」です。

ひと目見ると忘れられない美しさを持つこの一品は、五郎丸屋16代目渡邉克明さんが、硝子造形作家の山本真衣さんの作品に触発されたところから生まれたもの。
琥珀糖を淡く繊細な色合いで仕上げ、できるだけ作品本来が持つ美を緻密に再現した、まさに〈食べるアート〉ともいうべきお菓子です。夏の手みやげにぴったりの、涼やかなブルーがきらめく季節限定品をご紹介します。

これはまさに、食べるアート。
きせつのさがしもの(夏色) 3780円

【賞味期限:30日】【容量:9個(木箱入り)】オンラインショップでの受注配送(送料別)、電話予約のうえ店頭受取いずれか

5月から8月にかけて販売されているのは「きせつのさがしもの(夏色)」。夏らしいブルーを基調とした、9個の琥珀糖が入っています。

「きせつのさがしもの(夏色)」、ここも推せる!

●高級感あふれる桐箱に、柔らかな掛け紙の風合いがおしゃれ。

桐箱を包む〈夏色〉のブルーの掛け紙は、かさね色目のようなグラデーションでとっても雅。桐箱と紙の手ざわりがともにやさしく、上質な手みやげという感じがします。

桐箱の側面に封をするように押された焼き印は、老舗の歴史を感じさせます。桐箱は軽くて扱いやすいので、食べ終わったあと、ちょっとした小物入れにしてもいいかも。

●箱を開けた瞬間から「美しい!」のひと言。

紙の封を解いて箱を開ければ、ため息が出るような美しい琥珀糖が並んでいます。

この絶妙な色合いはカクテルを使って表現しています。
上段左からミッドナイト、バンブー、モデラート、中央左からジュピター、スカイダイビング、モダーン、下段左からバカラ、シャムロック、ギブソンというカクテルが使われているんだそうです。
アルコールを使用しているので、ちょっぴり大人なお菓子ですね。お酒好きな人にも喜ばれそうです。

●いろいろな角度からじっくり眺めたい透明感。その変化にも注目!

届いてすぐはつるんと透明な琥珀糖ですが、砂糖が再結晶化することにより、透明度が少しずつ失われていきます。少し時間がたってシャリシャリとした風合いが出てきた状態も、曇りガラスのようですてきなので、その変化も楽しみたい。もちろん品質にはまったく問題ありません。

体にしみわたるようなやさしい甘さは、冷たい緑茶や麦茶といただきたいもの。ちょっと疲れたときやリフレッシュしたいときに、小ぶりなサイズがぴったりです。

色とりどりの美しい琥珀糖、どれから食べようか迷ってしまいます。今回ご紹介した「夏色」は8月までの限定となりますが、季節ごとに変わる色合いもきれいなので、9月以降の商品も楽しみです。

とても人気の商品につき、オンラインショップでの受注配送のみで販売中。完売中のときも多いので、ホームページをのぞいて在庫があったらラッキーかも。ぜひチェックしてみてくださいね。

おいしいもの帖 No.72

きせつのさがしもの(夏色)

3780円(税込み)~/富山/おすすめシーン・手みやげや贈答品、来客時のお茶うけに
※オンラインショップでの受注配送(送料別)、電話予約のうえ店頭受取いずれか
http://store.goromaruya.com/

SHOP DATA

薄氷本舗 五郎丸屋
富山県小矢部市中央町5-5
TEL: 0766-67-0039
火曜日~土曜日9:00~18:00 日曜日9:00~17:00
月曜定休

『オレンジページ』編集部・ひら
東京都出身。観劇、アンテナショップめぐり、旅行が好き。旅行先ではすきあらば共同浴場に行っています。47都道府県制覇まで、あと3県! うさぎ占いはアンゴラうさぎ。
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