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オレぺ編集者のおいしいもの帖

古きよきハイブリッドスイーツ。岐阜・松浦軒本舗の「巻ようかん」。【個性派にして王道】

2024.02.15

一体どんな味わいなのか、想像力をかきたてるヴィジュアル

料理と食をこよなく愛するオレンジページの編集者が、撮影や取材、プライベートで愛用する、とっておきの手土産を紹介します。今回担当するのは、『オレンジページ』副編マツコ。編集歴17年のほとんどは料理企画を担当し、自分でも作るほど大の洋菓子好き。心ときめくスイーツ情報ならお任せあれ!




岐阜県の恵那市岩村町は、かつて城下町として栄えた土地。歴史的な建造物が残る古い町並みに店を構える「松浦軒本舗」は、明治15年創業の老舗中の老舗です。一番人気は当時の製法を守り続けているという「カステーラ」。その看板商品に負けず劣らず、独特の存在感を放つ逸品を見つけてしまいました……。それがこの「巻ようかん」。見た目も名前もインパクトのあるこのお菓子の魅力に迫ります。


合わせる理由がここにある。カステラ×あんこ、納得のコラボ
松浦軒本舗・巻ようかん/1本880円



 【賞味期限:冷蔵で発送日より5日間】【容量:1本約15cm】取り寄せ可 ※12月~4月いっぱいの期間限定商品
http://matsuuraken.com

まず目を奪われるのは、ところどころあいた穴が不思議な模様を作り出すカステラ風の生地。切り分けてみると、中には白いんげん豆を使った、こしあんタイプの練りようかんが。看板商品であるカステラの生地のやさしい甘みと、あっさり上品な白あんの味わいがよく合い、意外なのに納得の組み合わせ! ふんわり柔らか×しっとりなめらかの食感も相性抜群です。

「巻ようかん」、ここも推せる!


●1本1本違う表情を見せるカステラ生地の、裏面もパシャリ。この穴は作る工程で自然にできるものなのか、それともデザインなのか。レトロにもモダンにも見えるサイケデリックな模様が、このお菓子の魅力の1つであることは間違いありません。切り分けたときの表情も唯一無二。

●カステラ生地とようかん。それぞれ完成した味わい同士が見事に調和しているのは、白あんだからこそ。他の素材と合わせてもくどくならず、ぺろりと食べられてしまいます。色のグラデーションも、ほれぼれする美しさです。ハイブリッドスイーツが今人気ですが、その先駆けかも?
ようかんはフォークがすっと入るなめらかさ。よく観察すると、カステラ生地は二重に巻かれていることが判明。ようかんを引き立てつつ、卵のやさしい甘みも堪能できるベストな厚みです。



上品な味わいゆえ、するするっと食べられてしまう危険なおいしさ。コーヒーにも合いますよ。


老舗の風格漂う包装紙には、「かすてい羅」の文字が。看板商品の「カステーラ」はプレーン味の他、抹茶、ブランデーなど各種フレーバーもあり。


おいしいもの帖 No.12
松浦軒本舗・巻ようかん

1本(約15cm)880円【日持ち:発送日から冷蔵で5日間】/中部/おすすめシーン・手土産や旅行のお土産に
※取り寄せ可。送料別。
※12月~4月いっぱいの期間限定商品。
http://www.matsuuraken.com

SHOP DATA

松浦軒本舗 
岐阜県恵那市岩村町西町809-6
TEL  0573-43-2329


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