こんにちは、料理研究家のジョーさん。です。
「春にら」ってご存じですか?にらは一年じゅう食べられる野菜ですが、季節ごとにおいしさが変わってきます。春のにらは、葉が柔らかく肉厚になります。
今回はにらをそのまま火を通さず、調味料とあえて漬けるだけの簡単なレシピです。
と書くと、「にらって生で食べられるんですか!?」とコメントいただくことがあるので、ちょっとボリューム大きめでお伝えしておきたい。
にらは!!!生食できます!!!!生にらは、野菜そのものの香りの強さを味わうことができるので、そのまま食べたり、パンチがきいた料理にのせたりするとおいしいのです。
特に春にとれるにらは、葉が柔らかくて、水分をたっぷり含んでいるので、生で食べるとみずみずしい旬のおいしさを味わえます。
ただし、にらには「アリシン」という殺菌作用の強い成分が含まれています。適量ならば体にうれしい効果も期待できるのですが、
大量に食べるとおなかを下しやすくなってしまうので、食べすぎには要注意。一人で1束食べきってしまうような量でなければ大丈夫です。
それではご紹介していきましょう。
『春にらの塩こうじ漬け』のレシピ
調理時間
5分
材料(4人分)

にら 1束(約150g)
〈A〉
塩こうじ 小さじ2
しょうゆ 小さじ2
ごま油 小さじ2
酢 小さじ2
白いりごま 大さじ1
好みで豆板醤 小さじ1/2
作り方
1.にらは長さ4〜5cmに切る。
2.ボールにAを混ぜ合わせ、1のにらを加えて混ぜる。
保存方法・保存期間の目安
一晩おいたくらいが食べごろです。
清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で保管し、3日以内に食べきってください。

卵かけご飯にのせたり、インスタントラーメンにのせて簡単なアレンジを楽しんでみたり、市販の麻婆豆腐にのせて本格感を増してみたりと、いろんな使い方ができます。もちろん、このまま食べるのがいちばんにらの味わいを楽しめるので、僕は「料理に使おうかな〜」と思いながらもついつい、白いご飯とともに消費してしまいます。
調味料を混ぜるだけで作れて、気軽に旬の味わいが楽しめるレシピなので、ぜひ試してみてくださいね!
ジョーさん。
料理研究家。世界に一つでも多くの幸せな食卓を作り出すをミッションに活動する。
WEBで“バズる”レシピを得意とし、Xフォロワー数は39.7万、Instagramは8.5万。『めんどうなことしないうまさ極みレシピ』(KADOKAWA)など、レシピ本を5冊上梓。(2023年6月現在)
2021年に法人化した、レシピ動画制作、フードスタイリング、撮影、記事執筆などをワンストップで行う、食に特化した制作会社を運営している。
X(Twitter) Instagram Youtube 公式レシピサイト「タベタノ?」