シミやシワがあってもきれいに見える、年齢にあったメイクやスキンケアを知りたい。でも、お金や時間はなるべく抑えたい……。そんなおとな世代に! コスパ&タイパアイテムを使って、効率よくきれいを磨く方法をご紹介します。
2025.04.20
Q.年齢とともに鼻の下がのびて、顔が長く見える(涙)。メイクで簡単に小顔に見せられたらいいのに~
A.プチプラのリップライナーとシェーディングをちょい足しするだけで脱・間のび顔!
【モデル使用色】軽くなめらかな描きごこちのリップライナー。唇の輪郭を美しく保つ。ピンク系は肌なじみのいいカラー。
ちふれ リップ ライナー 143 ピンク系 572円/ちふれ化粧品
スルスルとのびて描きやすいリップライナー。自然な発色で口角や立体感がアップし、若々しい口もとに。きれいな輪郭をキープ。
メディア リップライナーAA PK-4 715 円/カネボウ化粧品0
【モデル使用色】透け感のあるリアルな影色をつけられるシェーディングペンシル。クールトーンはグレーが混ざった上品なブラウン。
シェーディングペンシル02 クールトーン 660円/セザンヌ
リップライナーで上唇の山の輪郭をぼかす
リップライナーで実際の唇より1㎜ほどオーバーぎみに上唇の山の輪郭をとる。年齢とともに口輪筋がたるんで薄くなっていく唇をふっくら見せ、人中を短く見せる効果がある。リップライナーは、自分の唇に近い肌なじみのいい色を使う。
シェーディングペンシルで鼻と上唇の間に影をつける
人中が上唇とぶつかる手前にある、いちばんくぼんだ場所にシェーディングペンシルを塗り、指でなじませてほんのり影をつける。影をつけることで上唇がぷくっと浮き上がって見え、人中が短く見える。シェーディングペンシルは透け感のある薄づきタイプを使い、「点を置く」くらいさりげなく塗る。
鼻の穴と穴の間にも影をつける
鼻の穴と穴の間の鼻中隔にもシェーディングペンシルを塗り、指でなじませてほんのり影をつける。鼻下に影ができることで、人中が短く見える。
鼻の頭と上唇の山にハイライトを入れる
手持ちのアイシャドウの白~明るいベージュ系のカラーを鼻の頭に塗り、ハイライト代わりにする。鼻の頭を明るくすることで鼻下との高低差が強調され、人中の長さが目立たなくなる。次に同じ色を上唇の山の上にも塗る。上唇の上が明るくなり、唇がふっくらとして見える。最後に手持ちの口紅を塗って仕上げる。
口をやや開きながら、リップライナーで上唇の両端を少しだけオーバーぎみに描く。このとき、ゆるくカーブを描くようにして、丸みのあるラインを引くのがコツ。さらに口角がやや上がるよう、上唇の終わりを「点」1 個分くらい外側まで描いて。
口もとがたるむと、下唇の輪郭がそげて唇が薄く見えるように。上唇と同様に、そげやすい口角寄りの輪郭に丸みを足すような意識で、ややオーバーぎみにリップラインを描く。
ヘア&メイクアップアーティスト。年齢を重ねた肌や顔立ちをその人らしく美しく見せるテクニックが人気。「あさイチ」(NHK)などテレビ出演や美容系WEBメディアでの連載多数。双子の男児の母として、手間をかけずにきれいに仕上げるメイクテクを日々、研究している。
【撮影協力】
トップス5300円/オルドット TEL 03-6855-3248
ピアス3520円(ミミサンジュウサン)/サンポークリエイトTEL 082-248-6226
キャミソール/スタイリスト私物
●商品の価格は、特に記載のない限り消費税込みの価格です。改定される場合もありますので、ご了承ください。
監修・ヘア&メイク/yumi(Three PEACE) 撮影/天日恵美子 スタイリング/伊藤あかり モデル/樋場早紀 取材・文/池田 泉 イラスト/Ricco.
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