『オレンジページ』に掲載された料理は、累計何と……数万点以上！　星の数ほどある中で編集者が「リアルに作り続ける」愛用レシピとは？

在宅ランチが楽しみに♪編集長が3年連続リピする『ざくざく梅トマトだれ』の簡単レシピ

2025.06.02

『オレンジページ』は今年創刊40周年。誌面で紹介された数万点以上（！）のレシピのなかから、歴代の編集者40名が「リアルに作り続けるレシピ」を、リレーブログで紹介します。

＞＞前回／新橋の台湾料理の名店の味を完全再現！『本格ルーローハン』のレシピ／焦がしねぎがキモ

今回担当するのは、『オレンジページ』統括編集長・原田。編集会議で出会った、在宅ランチのベストレシピとは......！？

3年連続、夏の相棒。酸っぱ旨い『梅トマトだれ』が手放せない！

ちょうど2年前、編集Aが誌面を見ながら熱く語っていました。「このトマトだれがおいしすぎて、撮影後から家で何度も作ってます！」

その話を聞いて試しに作ってみたら、私もドはまり。梅の酸味によってトマトのうまみが引き出されてる～！　このトマトってこんなに甘かったっけ、となりました。

簡単かつすぐ出来るのも最高で、一人ランチにぴったりです。その年も、次の年も、私の在宅勤務のランチの定番に♪　今年も既に解禁したので3年目です！

酸味とうまみの相乗効果で、シンプルなのに箸が止まらない！
『ざくざく梅トマトだれ』のレシピ

材料

梅干し（塩分13％前後のもの）……3個（約45g）
トマト（大・よく熟したもの）……2個（約400g）

梅干し使いのポイント

・1個15g、塩分濃度13％（10～15％であればOK）の梅干しを使っています。1個の重さがたりない場合は個数を増やす、また塩分が20％近くある場合はレシピより量を減らして、味を調整して。
・塩のみで漬けた白梅干し、赤しそで漬けた赤梅干し、どちらを使ってもOKです。
・種のまわりにもうまみがあるので、捨てずにいっしょに調理するのがおすすめ。仕上げの際などに適宜取り除いて。

作り方

トマトはへたを取り、1～2cm角に刻んでボールに入れる。梅干しは粗めにたたき、種ごとボールに加えて混ぜる。10分以上おいてなじませ、保存容器に移す。

保存期間の目安

冷蔵で3～4日間保存可能

食べ方アイディア

・ゆでたそうめんにのせ、白いりごま、削り節、ごま油各適宜をかけて＜あえ麺＞に。

・豆腐にのせて具だくさんの冷ややっこに。
・蒸し鶏やゆで豚、蒸したなすなどの野菜にかけて。

『ざくざく梅トマトだれ』を作り続けるワケ

【その1】切って混ぜるだけ。シンプルなのに止まらない味
包丁で刻んで、混ぜて、少しなじませたら完成。手の込んだことは一切不要なので、在宅勤務の合間や、暑くてやる気が出ない日にもぴったりです。料理というより“整えるだけ”。それなのに、クセになるおいしさなんです！

【その2】そうめんにもパスタにも！アレンジ無限の万能だれ
味のベースがしっかりしているので、ちょい足しアレンジがしやすいのが魅力！　私のお気に入りは、ツナとごま油を足してそうめんにかける“混ぜ麺”風。他にも、大葉やねぎ、かつおぶし、鶏むね肉を加えてもおいしいし、ごはんやパスタに合わせても◎