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お気に入りのレインコートと、雨の日の苦行【蟹座、もうすぐ50歳】オレンジページnet編集長・原田直美

2023.07.07

よく着たレインコート。左:息子が4年間着たノースフェイス、右:私のミナペルホネン

東京は毎日とても暑いですが、梅雨明けはまだみたいですね。
この連載は、私『オレンジページnet』編集長・原田直美と、雑誌『オレンジページ』編集長・松田紀子さんとの、蟹座・同級生の往復書簡です。
今回のテーマは「梅雨の思い出」

第23回:子育ての淡い情景はいつまでも私を癒し続ける【蟹座、もうすぐ50歳】本誌編集長・松田紀子
 
前回の紀ちゃんの息子さんとの思い出、読んでほっこり。人生って、そういう小さな幸せの瞬間の積み重ねですよね。日々の忙しさに紛れてしまうけど、そういう瞬間に気づける自分でありたいわ。

そんなことを書きながらも、私が梅雨と言って思い浮かべたのは、子どもが小さい頃の雨の日の保育園送迎の辛さでした。

雨の日の自転車送迎という苦行


自転車で通っていた保育園でしたが、徒歩だと大人の足で約30分、小さな未就学児には徒歩は難しい距離でした。

晴れた日は楽しい自転車タイムが、雨だと苦行。
親子で厳重にレインコートを着ても、自転車に乗ると風で私のフードが外れる。髪が濡れるぐらいはいいとして、したたる雨で前が見えないのは怖いのです。
自転車の前後は子どもと重い荷物、急ぐと雨が激しく顔にかかりさらに悪化する視界、濡れた地面で滑りそう。そして傘であふれた狭い商店街を、誰にもぶつからないように漕ぐ。それはもう、すごい緊張感でした。

少しでも気分を上げるために、レインコートは気に入ったものを探しました


自家用車での送迎は禁止されていたのですが、やむを得ないタクシーはアリでした。頼れる時は頼りますが、雨の日の東京は、タクシーがつかまりません。

当時は今のようなタクシーアプリがまだ普及しておらず、朝から電話をかけ続けて30分経過とか、お迎え時に傘をさして少し歩いたあと「もう歩けない」という3歳児と雨の中タクシーを待って道端で30分とかザラでした。あの頃タクシーアプリがあったら、雨の日が少しラクになっただろうな。


小学生になった時に、傘をさして出かけていく息子を見送り、あの苦行はもう終わったんだ、と感慨深かったのを覚えています。

さて、紀ちゃん、もうすぐ夏休み。
何か予定はありますか?

文/原田直美

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