今が旬のぶり。甘辛いてり焼きなどのレシピが定番ですが、絶対試してほしいのが……
「漬け」。
薬味の定番
「ゆずこしょう」と
「オリーブオイル」で漬けるだけで、切り身がしっとり、ジューシーに。たっぷり乗ったぶりの脂と、ゆずこしょうのさわやかな香りと辛みが、絶妙に合いますよ~!
『ぶりのゆずこしょうオイル漬け』のレシピ
【材料(4切れ分)】
ぶりの切り身……4切れ
ゆずこしょう……小さじ1~2
オリーブオイル……大さじ2
塩……少々
作り方
(1)ぶりに塩をし、水けと臭みを抜く
ぶりは水けを拭いて塩をふり、10分ほどおいて再び表面の水けを拭く。
(2)ゆずこしょうオイルに漬ける

保存袋2枚にぶり、ゆずこしょう、オリーブオイルを1/2量ずつ入れ、袋の上から手でもむようにかるくなじませる。冷蔵庫に入れて1~2時間おき、味を含ませる。
保存の目安:冷蔵で2日ほど、冷凍で2週間ほど。
まずはそのままシンプルに焼いて。
「ぶりの漬け」のオイルをかるくぬぐったら、縦に割いたエリンギと魚焼きグリルで焼いて。弱火で7分ほど焼けば、つまみとしても粋な一皿に。これは日本酒にも合いそう!
青菜とさっと炒めて。
「ぶりの漬け」を一口大に切ったら、食べやすく切った青梗菜とさっと炒めて。仕上げに塩少々をふり、味を調えれば完成♪ お弁当のおかずにもおすすめですよ。
簡単なのにぶりが劇的においしくなる「漬け」ワザ。ゆずこしょうオイルの組み合わせの妙と合わせて、ぜひお試しを。
(
オレンジページCooking2023 冬より)
教えてくれたのは……
飛田和緒さん
料理家。神奈川県・三浦半島に夫・娘と住み始めてから18年になる。海辺暮らしならではの魚料理や、地元の食材を使ったシンプルな野菜レシピが人気。くり返し作りたくなる常備菜は、幅広い層から支持されている。おべんとうや朝ごはんの記録をつづったインスタグラムも話題。著書に『いちばんおいしい野菜の食べ方』(小社)など。
【関連記事】
寒ぶりのおいしいこの時期に。『ぶりのガーリックジンジャーステーキ』のレシピ「ぶり大根」を揚げたらウマすぎた!【ご飯がすすむ甘辛味のレシピあり】