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【家にあるアレで！】『ローストビーフ』がしっとり、柔らかくなる！フライパンでいっしょに焼くものとは？

2022.12.16

ローストビーフ

12月も後半に突入し、冬の一大イベント〈クリスマス〉が近づいてきましたね！
そろそろ当日のメニューを決めたいところですが、まだ悩んでいるというかたも多いのでは？

そこでオレンジページがおすすめするのが、フライパンひとつで作れる『ローストビーフ』！

じつは、ある食材の上で焼くことで、おうちでも柔らかく本格的な仕上がりになるんです。
「自分で作るのは難しそう……」と思っているあなたも、これで絶対に上手に作れます！

『ローストビーフ』のレシピ

材料（作りやすい分量）

牛ももブロック肉……400g※
玉ねぎのみじん切り……1/2個分（約100g）

〈ソース〉
砂糖……大さじ1
粒マスタード……大さじ1/2
しょうゆ……小さじ1

塩
粗びき黒こしょう
サラダ油

※牛肉のサイズについて

今回使った牛肉は、大きさが7×12×厚さ4cm、重さ400gのもの。
このサイズよりも大きなもので作ると中まで充分に火が入らないおそれがあるので、必ず上記と同程度かやや小さめのものを選んでください。

下準備

牛肉は1時間30分前に冷蔵庫から出し、室温にもどす。

作り方

（1）牛肉をフライパンで焼きつける

牛肉に塩小さじ1/2、粗びき黒こしょう少々をすり込んでなじませる。フライパンにサラダ油小さじ1を中火で熱し、牛肉の大きな四面を1分ずつ焼きつける。両端の二面を30秒ずつ焼きつけ、取り出す。

（2）玉ねぎの上で牛肉を蒸し焼きにする

25×30cmに切ったアルミホイルを2枚重ねておく。フライパンの中央に玉ねぎを広げ入れ、1の牛肉をのせる。ふたをして弱火にし、8分ほど蒸し焼きにする。肉の上下を返し、さらに5分ほど蒸し焼きにして火を止める。
〈POINT〉
牛肉の下に玉ねぎを敷くことで、火が通りすぎるのを防ぐため。加熱むらができないよう、均一に広げて。

（3）牛肉をやすませる

牛肉を取り出し、2のアルミホイルで包む（玉ねぎはフライパンにとっておく）。そのまま1時間以上おき、余熱で火を通す。ホイルを開いて肉を取り出し（肉汁はとっておく）、薄切りにして器に盛る。

（4）ソースを作る

玉ねぎが入ったフライパンにソースの材料と、肉汁大さじ1を加えて混ぜ、中火にかける。煮立たせながらさっと混ぜ、火を止める。粗熱を取り、ローストビーフにかける。

さて、でき上がった『ローストビーフ』がこちら！
しっとり、柔らかな『ローストビーフ』に

玉ねぎを敷いて焼く＆余熱でじわじわと火を通すことで、驚くほどしっとり、柔らかな食感に！
粒マスタードと玉ねぎの風味がきいた甘辛いソースは、うまみたっぷりの『ローストビーフ』と相性抜群です。

フライパンひとつで作れる『ローストビーフ』。
今年のクリスマス＆お正月のごちそうは、これで決まりですね♪

（『オレンジページ』2023年1月2日号より）

料理／市瀬悦子　撮影／木村拓（東京料理写真）　スタイリング／阿部まゆこ　文／編集部・伊藤