※この記事は、2023年8月1日に再編集しています。『とろとろ牛すじ煮込み』のレシピを画像でチェック居酒屋の人気メニュー
『牛すじ』。
おうちでも食べたいけど、普段扱わない食材だしちょっとハードルが高いかも……。
そんなあなたに今回は、まとめてゆでてストックできる
『とろとろ牛すじ煮込み』のレシピをご紹介します。
時間はかかりますが、ほぼほったらかしでOKなので、じつは楽チン。
休みの日に仕込んでおけば、平日の夜でもとろとろの牛すじが食べられます。
下ゆでで、牛すじの臭みや余分な脂をしっかり取り除くので、どんな料理に使っても◎。
おでんや、カレー、トマト煮込みなど、アレンジも楽しめますよ!
【目次】
牛すじはどこで売っているの?下処理簡単『とろとろ牛すじ煮込み』のレシピ『とろとろ牛すじ煮込み』のアレンジアイディア
牛すじはどこで売っているの?

最近ではスーパーでも取り扱いが増えてきましたが、確実に手に入れるなら、精肉店で注文するのがおすすめです。
下処理簡単『とろとろ牛すじ煮込み』のレシピ

材料(作りやすい分量)
牛すじ……600g
〈A〉
ねぎの青い部分……1本分
しょうが(皮つき)の薄切り……2~3枚
にんにく……1かけ
酒……大さじ3
作り方

(1)にんにくは包丁の腹でつぶす。鍋にたっぷりの熱湯を沸かし、牛すじを入れて再度沸騰するまでゆでる。ざるに上げて流水で洗い、表面の脂などを取り除く。大きければ一口大に切り、ペーパータオルで水けを拭く。

(2)厚手の鍋に(1)の牛すじとAを入れ、ひたひたの水を注ぐ。強火にかけ、沸騰したら弱火にする。アクを取り、ペーパータオルで落としぶたをしてからふたをする。そのまま1時間30分ほど煮る(牛すじが水面から出そうになったら水適宜をたす)。火を止め、ペーパータオルを取る。
※作り方(2)は圧力鍋でもOK。圧力鍋に牛すじとAと水を入れて中火にかけ、圧力がかかったら弱火にして15~20分を目安に加圧する。火を止め、圧力が下がるまでそのままおく(ただし、取扱説明書に従って使用してください)。
保存期間・方法

4〜5日以内に使うなら
冷蔵保存がおすすめ。
清潔な保存容器にゆでた牛すじとゆで汁をいっしょに入れて保存します。ねぎやしょうが、にんにくは、取り除いてから保存してもOK。

すぐに使わない場合は、
冷凍保存。すじとゆで汁は別々の冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ。ゆで汁を分けておくことで、必要な量を取り出しやすくなります。1カ月ほど保存可能。
『とろとろ牛すじ煮込み』のアレンジアイディア
できあがった『とろとろ牛すじ煮込み』は……、

大根といっしょにおでんにしたり……、

カレーにしたり……、

セロリや玉ねぎなどの香味野菜といっしょにトマト煮にしても◎。
煮汁もいっしょに使えば、うまみと深みがマシマシになって、絶品ですよ!
『とろとろ牛すじ煮込み』、ぜひぜひお試しあれ!
教えてくれたのは……
堤 人美さん
京都府出身の料理研究家。書籍や雑誌、テレビなどでレシピを紹介するほか、企業のメニュー開発なども手がける。身近な食材をセンス良く仕上げるレシピの数々が人気。
(
『オレンジページ』2023年1月2日号より)
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