肌寒くなり、温かいおかずが恋しい時期。今回おすすめしたいのが、ほっこり温まる「
たこと大根の煮もの」です。
谷中松寿司三代目で料理研究家という魚のプロ・野本やすゆきさんが教えてくれたメニューなのですが、食べたときに「
たこのうまみって、こんなにすごいんだ」と感動! その味がしっかりしみた大根も絶品なんです。
煮ものと言っても、作り方は2ステップで煮る時間はたった10分ほど。たこはあまり手に取らないという人でも、一度はぜひ作ってほしい1品です。
「たこと大根の煮もの」の作り方
●材料(2人分)ゆでたこの足……2本(約200g)
大根……5cm(約150g)
貝割れ菜……1/4パック
〈煮汁〉
水……1と1/2カップ
オイスターソース……大さじ1
砂糖……大さじ1
しょうゆ……小さじ2
サラダ油
●作り方
(1)大根は皮をむき、縦4等分に切ってから、横に幅1cmに切る。たこは一口大のそぎ切りにする。貝割れ菜は根元を切り、長さを半分に切る。
【おいしく作るコツ】大根は食べごたえを出しつつ、短時間で煮上がるように、1cmほどの厚さに切ります。
(2)直径20cmくらいのフライパンにサラダ油小さじ2、大根を入れて中火にかけ、両面を焼きつける。焼き色がついたら煮汁の材料を加え、煮立ったらたこを加えて10分ほど煮る。器に盛り、貝割れを添える。
この煮もの、ご飯との相性抜群なのはもちろん、お酒のつまみにもおすすめですよ。たこが好きなら絶対に気に入る「たこと大根の煮もの」、今夜さっそくいかがですか?
(
『オレンジページ』2022年11月2日号より)
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