東京・駒場東大前の定食屋「菱田屋」は、行列の絶えない人気店。2021年にオープンした「菱田屋酒場」も「あの菱田屋の料理でおいしいお酒が飲める!」と大好評です。そんな菱田屋の5代目店主・菱田アキラさんに、うちで楽しく、おいしくヘベレケになれるおススメつまみを教えてもらいました。
アキラさんいわく「菱田屋定番のマヨ甘酢に、しその風味、さば缶のうまみがあいまって、あとを引く味になるんだよね~。ビールはもちろん、ハイボールがすすむんだな、これ」とのこと。
●しそロニサラダ材料(作りやすい分量)マカロニ……200g
さばの水煮缶詰(190g入り)……1缶
玉ねぎ……1個(約200g)
ゆかり……大さじ1と1/2
しば漬け……適宜
青じその葉……適宜
〈マヨ甘酢〉
マヨネーズ……250g
酢……大さじ5
砂糖……大さじ2
塩
【作り方】
1.マカロニは熱湯(塩は加えない)で袋の表示時間より1分長めにゆでる。水にとってさまし、ざるに上げて表面が乾くまでおく。玉ねぎは縦半分に切って横に薄切りにし、塩小さじ1/2をふってもみ、しんなりしたら洗って水けを絞る。さば缶は缶汁をきり、身をざっとほぐして大きな骨を取り除く。

2.ボールにマヨ甘酢の材料を混ぜ、マカロニを加えてあえる。玉ねぎ、さば、ゆかりを加えて混ぜ、冷蔵庫に半日ほどおいて味をなじませる。器に青じそを敷いて器に盛り、しば漬けをのせる。
※密閉容器に移し、冷蔵庫で一週間ほど保存できるので多めに作っておくのがおすすめ。仕上げにのせるしば漬けの量は、サラダの分量に合わせて好みで加減してください。
おいしく作るポイントは3つ。
1.マカロニは長めにゆで、表面が乾くまでおく→マカロニがしっかりとマヨ甘酢を吸って、味がなじみやすくなります
2.玉ねぎは横にスライスする→辛みが抜けやすくなり、ほどよくしんなりして全体になじみます
3.仕上げて半日おく→できたてよりも冷蔵庫に半日おくことでゆかりの塩けが全体になじみ、こくと風味が増します。
そのままおつまみとして食べるのはもちろん、とんかつやハンバーグなどのつけ合わせにするなど、たっぷり作っておくとなにかと重宝する「しそロニサラダ」。今日の晩酌のお供にさっそく作ってみてください♪
(『オレンジページ』2022年8月2月号より)