
2016.01.25
2016年が幕を開けて、早くも1ヶ月経とうとしていますね。軽快な新年のスタートを切れましたか?
ん? 年末年始に食べすぎて、からだが重い?? わかります、わかります。
そんなお正月休みの余韻が残る、たるんだからだは、「薬膳鍋」でリセットしませんか?
「薬膳」とは、中医学の考えに基づき、さまざまな症状や体調にあわせて、食材が持つ〈薬効〉を組み合わせた食事のこと。
「薬膳」と聞くと、「作るのが難しそう」や「特別な材料が必要そう」、はたまた「薬の味がしそう!?」なんていうイメージを持つ人も多いかもしれません。
が! スーパーで手に入るおなじみ素材だけでも、「薬膳」は作れるんです! しかも今回ご紹介する「薬膳鍋」は、フツーの鍋と同じく、ぐつぐつ煮込むだけでOK! もちろん味も、ばっちりおいしいですよ。
それでは早速、「便秘解消」に効く「ほうれん草と豚肉の豆乳みそ鍋」のレシピをどうぞ。
【ほうれん草と豚肉の豆乳みそ鍋】
材料(2~3人分)
ほうれん草 1わ(約300g)
豚ロース薄切り肉(しゃぶしゃぶ用) 300g
木綿または絹ごし豆腐 1丁(約300g)
きくらげ 10g
〈煮汁〉
水 2・1/2カップ
みそ 大さじ2
鶏ガラスープの素(顆粒) 大さじ1
めんつゆ(3倍希釈) 大さじ1
豆乳(成分無調整) 1カップ
白すりごま 大さじ2~3
塩
下準備
・きくらげはたっぷりの水に10分ほど浸してもどし、水けをきる。
作り方
1 鍋にたっぷりの湯を沸かして、塩少々を加え、ほうれん草を根元から入れてさっとゆで、冷水にとる。水けを絞って根元を切り、食べやすい長さに切る。豆腐はペーパータオルに包んでかるく水けを拭き、食べやすい大きさに切る。もどしたきくらげは食べやすい大きさに切る。
2 土鍋に煮汁の材料を混ぜ、1と、豚肉を加えて中火にかけ、ときどきアクを取りながら豚肉の色が変わるまで10分ほど煮る。豆乳を回しかけ、沸騰直前まで温めて火を止め、ごまをふりかける。
(1/3量で403kcal、塩分1.9g)
この薬膳鍋のメインは、ほうれん草、きくらげ、白すりごま。
味の濃いものや辛いものを食べすぎると、体内に熱がこもったり、水分不足になったりしがち。熱で腸の水分が奪われ、便が乾燥してかたくなって、便秘に……。
そこで、からだをうるおすほうれん草ときくらげ、油分のある白すりごまが腸にうるおいを与え、便通をよくしてくれるというわけ。
便秘などの不調は、からだからのSOSのサイン。「デトックス薬膳鍋」で余分なものを排出して、消化機能を整えることが、〈やせるからだ〉への第一歩なのです。
さらに詳しい話は『オレンジページ 2/2号』の「『薬膳鍋』で、からだリセット。」をチェックしてくださいね! 他にも、むくみを撃退してくれる「白菜と春雨の鶏つくね鍋」や、代謝アップ効果のある「えびとにらのキムチ鍋」などを紹介しています。
寒いこの時期、せっかく鍋をするなら、「薬膳鍋」を! おいしく食べて、キレイにやせちゃいましょう。
(編集部・清水)
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