
2020.01.17
最新号の特集担当が、おのれの舌をしびれさせたレシピをガチで推す! その偏愛っぷりと共にぜひお試しを。
今日はハンバーグ、明日は焼き肉〜♪ と、お肉が好きすぎて、脂質過多でお悩みのみなさま。お待たせいたしました。見た目も味わいも「まるでお肉!」な高野豆腐の肉みそが誕生しました。お肉の偽物といわれると悲しい気持ちになりますが、これはこれでもうすでに本物……! お肉のような満足感のある高野豆腐をご紹介しますっ。
さすが乾燥した豆腐。肉みそ風のみそだれの吸水ぐあいが半端ない。たっぷりしみ込んだたれのおかげで、肉のうまみがじゅわっとあふれ出たかのようなジューシーさが神。ダイエット中でも、うっかりご飯がすすんでしまうおいしさです。
食物繊維と罪悪感は反比例すると学校で習ったように(?)、ヘルシーな食材を使っているから「また我慢できずに食べちゃった〜」と後悔することなし。むしろ、不足しがちな食物繊維を食べたことに自信を持ってもいいくらいだっ!
べつにダイエットとか健康とか気にしていない。という人でも、気になっちゃうのがお金の話。牛肉、鶏肉、豚肉、高野豆腐。どれが安いのか、もうおわかりですよね。そうです、高野豆腐です。そもそもジャンルが違うんだから当たり前だけど、ジャンルが違うのに同じくらいおいしいってすごいですよね。
▼材料(作りやすい分量)
高野豆腐……5枚(約100g)
ねぎの粗いみじん切り……1/2本分(約50g)
しょうがのみじん切り……1かけ分
にんにくのみじん切り……1/2かけ分
〈みそだれ〉
┏みそ……大さじ4
┣砂糖、酒……各大さじ3
┣しょうゆ……大さじ1
┣片栗粉……小さじ1
┗水……1/2カップ
ごま油
▼作り方
高野豆腐は袋の表示どおりにもどし、水けを絞って細かく刻む。みそだれの材料を混ぜる。
フライパンにごま油大さじ1/2、ねぎ、しょうが、にんにくを入れて中火で熱する。
香りが立ったら高野豆腐を入れ、強めの中火にしてほぐしながら炒める。色づいてぱらぱらとするまで5〜6分炒める。みそだれを加え、全体になじむまで炒める(完全にさまし、清潔な保存容器に入れて、冷蔵で5日間保存可能)。
高野豆腐を水でもどしたら、一度しっかり水分をとばすことが、お肉っぽさをめざす重要なプロセス。だまされたと思って(!)試してくださいね〜。
料理/市瀬悦子 撮影/鈴木泰介 文/編集部・小林
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