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夏場の時短&ストックに便利!「味つけ冷凍豚こま」

2015.06.07

各地の梅雨入りが発表され始めました。梅雨から夏場にかけては食材も傷みやすく、火を使うのもおっくう……。台所仕事がつらい時期ですね。今日はこんな季節に便利な「冷凍味つけ豚こま」をご紹介します! 難しいことはひとつもなく、豚こまを買ってきたら「下味をもみこんで冷凍するだけ」で、保存にも時短にも役立つストック食材のできあがり。まずは作り方をどうぞ。

 

「味つけ冷凍豚こま」

材料(冷凍用保存袋1袋分)

豚こま切れ肉(肉が大きい場合は一口大にちぎる)  400g
下味
 しょうゆ  大さじ3
 しょうが汁、砂糖、酒、サラダ油  各大さじ1
 片栗粉 大さじ1/2

作り方

【1】ファスナーつき冷凍用保存袋(約18×22cm)に豚こま切れ肉と下味の材料を入れ、肉全体に味がいきわたるように、袋の上からよくもむ。

【2】厚さが均一になるように肉を平らに広げ、空気を抜いて袋の口を閉じ、バットにのせる。1回分ずつ折って使いやすいよう、横半分のところで割り箸で上から押して溝をつけ、バットにのせたまま冷凍室に入れて凍らせる。

ある程度凍ったら、バットははずしてOKです。こうして下味をしっかりつけておけば、使うときに調味料を量る手間が省け、肉も柔らかくなるので一石二鳥。そのまま冷凍するより肉がいたみにくく、1ヶ月ほど保存できます。さらにうれしいことに凍ったまま調理が可能。そのまま炒めてキャベツのせん切りなどを添えれば、立派な晩ごはんの一品になるので、忙しい日にすごく助かります! 凍った状態から炒めるコツは、水を入れて蒸し焼きにすること。


凍ったままの「味つけ冷凍豚こま」(1/2袋分)をフライパンに入れ、水1/4カップを加えます。

ふたをして強火にかけ、水がふつふつとしたら中火にし、5分ほど蒸し焼きに。ふたを取って強火にし、肉の色が完全に変わるまでほぐしながら炒めます。

この「蒸し焼き方式」なら、凍ったままでも肉が一部だけ焦げるなんていうことなく、おいしく炒められますよ! しょうがの香りがきいた甘辛い和風味なので、いろいろな料理にもアレンジ可能。こんな一品もあっという間にできちゃいうます♪

なすとピーマンをサラダ油で炒めていったん取り出し、凍ったままの「味つけ冷凍豚こま」と豆板醤を炒め、ピーマンとなすを戻し入れて炒め合わせれば完成! なすとピーマン、豚こまの相性はいうまでもなく、ピリ辛味でご飯がどんどんすすみます。

この「味つけ冷凍豚こま」をご紹介している『オレンジページCooking 2015 夏レシピ』では、これ以外のさまざまなアレンジレシピや、ケチャップベース味の「冷凍豚こま」も掲載しています。この夏のごはん作りをラクにしてくれるアイディアも満載。ぜひチェックしてみてください♪
(編集部・狩野)

 

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