2018.12.13
ぐっと寒くなってきて、いよいよ冬本番。大根がおいしい季節になりました!
オレンジページで何度紹介しても変わらず人気があるのが、漬けものの【ゆず大根】。さわやかなゆずの香りに、ほんのり甘みがきいていて、大人も子どもも食べやすい味。大根がどんどんお安くなっているいま、たっぷりまとめて漬けてみませんか。
これが大人気のゆず大根! はちみつで甘みをつけ、ゆずの絞り汁と合わせて甘酸っぱく仕上げています。
食べやすく飽きのこない味なので、ここはぜひ思いきって【1本】漬けてしまうのがおすすめ。切っているときは、「こんなに~~!」と思いますが、漬け終わるとぐんとかさが減るので、意外に少ないんですよ(実感)。
ただ、「漬けものを大量に」と思うと、ボールが……重しが……ってなりますよね。そんなときの強い味方が「ポリ袋」! ちょっと大きめの30×40cmのポリ袋があれば、大根1本ヨユーで漬けられます。塩もみするときは、大根、塩を袋に入れ、ぷーっと空気を入れてふくらませたら、シャカシャカ振るだけ! これがやってみるととてもラク。ボールで塩をまぶそうとすると、大根が飛び出したりしてイライラしますが、振ると簡単に塩がいきわたるんです。
塩でシャカシャカしたあと、5~6時間放置した図。だいぶしんなりしてます。作ってまもなく食べる浅漬けなら、こんなに本気で塩漬けしなくていいんですが、【大量に作って日持ちさせる】ときは、塩漬けがマスト。野菜の水分をしっかり抜いておくことで保存性が上がるので、1週間はOK。塩漬けによって、大根のポリポリした歯ごたえも際立つんですよ。
ゆずや昆布、はちみつなどを加えて、再びシャカシャカ。冷蔵庫で一晩漬けたら完成です! ちょっと時間はかかりますが、ほったらかしなので、年末の家事のすきまでもできちゃいますね。
最後に、自宅での試作風景をちらりとご紹介。「袋漬け」の手法を使って、白菜漬け、キムチ、福神漬けもすべて同時に作るという暴挙に出ました(笑)。
麦茶、ずしーーーっ!! 重石が2リットルだったので、ちょうどよかったんです。笑 なければ、砂糖や塩の袋を重ねてもいいですね。
できた~~! 仕上がりはかなりコンパクトになりましたが、さすがに4種類は家族だけでは食べきれず、おすそわけしました。かわいいあきびんなどに入れてお持たせにすると、喜ばれそうですよ♪
撮影/福尾美雪(試作写真は編集部) 文/編集部・藤井裕子
(『大根、白菜、大量消費!』(オレンジページ刊)より)
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