
2018.07.25
猛暑の今年も、土用の丑の日には、うなぎ屋さんに行列ができていましたね。そんなみんな大好きなうなぎ。たっぷり食べたいけれど高価すぎてあまり食べられないというかたへ捧ぐ、うなぎのおいしい食べ方をご紹介します。
教えてくれるのは……旬の素材を使い、季節を楽しむ料理を提案する、料理家ワタナベマキさん
マキさんのお宅には小6男子(息子さん)がいるので、かば焼きのままだとあっという間になくなってしまうそう(笑)。そこで教えていただいたのが、薬味をたっぷり使ったうなぎちらし。
刻んでしまえば、4人分でもうなぎ1尾で充分なんです。さわやかな香りや苦みを楽しむ薬味をたっぷりのせるから、食欲の無い日にもぴったり。何より、「うなぎ」と聞くだけでお腹がくるくると動き出して、食欲が戻ってきそうですよね。
【うなぎの薬味ちらし】
<作り方>
すしめし2合分に、刻んだうなぎのかば焼き1尾分と、みょうが、三つ葉、青じそなどの薬味、いり卵をバランスよく散らす。
●マキさんpoint1●
うなぎは温め直すとよりぐっとおいしくなる! アルミホイルに包んで魚焼きグリルで蒸し焼きにすると、ふっくらと焼きあがるんです。
●マキさんpoint2●
みょうがは、すしめしに使う合わせ酢に漬けておくと、色鮮やか~に。 ついでに漬けるだけというのがありがたいですよね。
作り方はこれだけ。刻んでのせるだけの簡単な作り方なので、そうめんをゆでるよりもラクチンかもしれません♪ 今年の夏は、麺に飽きたら「うなぎの薬味ちらし」を、ぜひ。
料理/ワタナベ マキ 撮影/豊田朋子 スタイリング/深川あさり 文/編集部・小林
(『オレンジページ』2018年8月2日号より)
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