
2018.01.15
ますます寒さが厳しくなり、風邪などにもかかりやすい季節。
こまめに手洗いやうがいを行って防ぎたいものですが、じつはその効果的な方法があると、
芝大門いまづクリニック院長の今津嘉宏先生は言います。
さっそくその方法を教えていただきました。
●手洗いの極意は「流す」こと
意外にも手洗いの最大のポイントは「流す」こと。強めの水流で、できるだけ蛇口から手を離し、長めに洗います。この強く、長くが重要。菌を洗い流すイメージで行いましょう。20~30秒間で約70%、60秒間で約90%ものウイルスが洗い流せるそう。
●最強のうがい術は「口全体」に行うこと
簡単に「ガラガラ」だけで終らせるのはNG。頬の内側、のどの奥の方やさらに左右まで、まんべんなく行うことが大切です。以下の方法で行ってみて。
1、口に水を含み、約10秒間ブクブクうがい
2、顔を斜め上に向けてガラガラうがい
3、2の状態から首を左右に動かしながらさらにガラガラうがい
簡単な方法なので、毎日の習慣にしたいもの。
これからは、ご紹介した手洗いとうがいで、風邪知らずでこの冬を乗り切りましょう。
イラスト/田渕正敏 文/編集部・南齋
(『オレンジページ』2018年1月17日号より)
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