なすジャム、食べたことありますか? その名のとおり、野菜の「なす」を砂糖で煮詰め、ジャムにしたもの。
これが、なすの風味もありながら、味わいは驚くほどフルーティでまるでりんごのような味わい! とろとろの食感とさわやかな甘さが楽しめるんです。
パンやヨーグルトなど、いつものジャムのように使えますよ。
『なすジャム』のレシピ
材料(でき上がり300gを2びん分)
なす……6個(約600g)
グラニュー糖……300g
レモン汁……大さじ2
作り方
(1)なすはへたを切り落とし、幅1cmのいちょう切りにする。
水をはったボールに入れて5分ほどさらす。ざるに上げ、ペーパータオルで上下からはさみ、水けをしっかりと拭き取る。
(2)口径20㎝のホーローまたはステンレスの鍋に(1)、グラニュー糖を入れて鍋を揺すって全体にまぶし、水分が出るまで30分ほどおく。
このくらい水分が出てきたらOK。
(3)強めの中火にかけ、アクを取りながら、10分ほど煮る。レモン汁を加え、とろみがつくまでさらに4~5分煮る。
清潔なびん(下記参考)にジャムが熱いうちにびんの口ぎりぎりまで入れる。ふたをし、逆さにして冷めるまでそのままおく。
保存期間
冷蔵室で約3か月保存可能。
びんの消毒のやり方
長期保存をする際、びんとふたを洗って汚れを落としたあと、煮沸消毒をするか、アルコール度数の高い焼酎などで拭いて消毒をします。
煮沸消毒の方法……鍋にたっぷりの湯を沸かし、容器、びん、ふたを入れる。水面から容器が出ているときは、トングなどで熱湯が全体にいきわたるようにして、そのまま5分ほど煮る。容器、びん、ふたをバットや清潔な布の上に取り出し、口をふさがないように置いて湯をきり、そのまま自然乾燥させる。
皮をむいて作る『なすジャム』のレシピ
皮をむくと、よりフルーツ感がアップ。まるでりんごのような味わいになります。なす6個の皮をむいた重さに対し、その1/2量のグラニュー糖が目安で、レモン汁は同量でOK。上記を参考に同様に作ってみて。
フルーツジャムのように、パンにつけてもヨーグルトにのせてもおいしいなすジャム。一口食べて「これがなす⁉」とフルーティーさに驚くはず。
なすでいつもと違ったメニューを試してみたくなったら、ぜひ試してみて!
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