吸水率や調湿性の高さで知られ、植物プランクトンの一種「珪藻」の化石からなる堆積岩である珪藻土。壁材としてよく使われて、最近ではその特性からバスマットもあることは知っていました。
でもまさか、もっと小さな「石けん置き」があるとは!
しかも、こんなにもムダを削ぎ落したシンプルなデザインの商品を「DAISO」で見つけました。
商品名に珪藻土配合とあり、材質欄には珪藻土に加えて石膏とあります。石膏も珪藻土同様に、吸水性がありますし、より硬質な仕上がりということなのでしょうか。高級感に期待できそうです。
ほらやっぱり。マットで硬質な白にそこはかとなく漂う高級感! わずかにヘリが立ち上がっているだけのシンプルなデザイン。
裏に返した写真のほうがより質感が伝わりやすいかもしれません。わかります? 安価に見えません!
また「白いもの」は汚れが目につきやすく、マメな掃除につながるため、清潔をキープできます。つまり水まわりで使うにはうってつけです。
申し遅れましたが、私は手洗い、バスタイムともに石けん派。昔ながらの石けんのかおりが好きなのと、さっぱりしっかり洗い上がった気がするのです。
でもなかなか理想の石けん置きにたどり着けずにいた、石けん置きジプシーだったんです……。
でもこれはいい!!
直近は、子どもが幼少期に使っていた小皿を利用するフェーズでした。すっごくかわいい。見るたびに思い出にひたりながら……。
でも、深さがある置き場には当然ながら水がたまるんですよね。ものすごい頻度で「たまった水を切る」を繰り返す面倒さといったらありません。
このかわいい小皿はまた別の役目で活躍してもらうことにして、今日からは「DAISO」で見つけた石けん置きと交換です。
手洗い後すぐの石けんを置いてみました。何でもないようでいて、何でもないからこそセンスを感じます。
5分くらい経ったかな? くらいでもう一度見に行ってみたときがこうです。なんと、もうけっこう乾いている~!!
もちろん使い続けるうちに水をどんどん吸い、溶けた石けんがついてもきます。
パッケージ裏面によれば、そうなったら洗剤を使わずに洗い、週に1回程度風通しのいい場所で陰干しをすることが推奨されています。
また吸水力が落ちてきたら、紙やすりで薄く削り、出た粉を乾いた布で拭きとると、吸水力が復活するようです。
乾きがよく、ときおり洗って、たまに削って、繰り返し使う。
清潔でエコな石けん置き、あなたもいかがですか?
この記事を書いたのは……
中嶋茉莉花
フリーランスエディター。大手出版社勤務後、独立。ファッション編集部出身だが、最近はライフスタイル企画を中心に、食企画も多く担当。仕事を通して出会う方々のすまいやキッチンで見つけたアイデアを参考にして、100円ショップでは重箱の隅をつつき、高見えするグッズを探しています。
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