DAISOが手掛ける、シンプルで高品質な商品を取り扱う『スタンダードプロダクツ』。そこで、
上質でほかでは見つけづらい香りの柔軟剤を発見したので、ぜひご紹介させてください。
柔軟剤は、私はどちらかといえばウッディ系や和漢(薬草)系でほんのりと香るか香らないような……というくらいのものが好きです。
「森とシトラス」というネーミングですが、製品自体はシトラス(みかんや柑橘類)っぽい香りはさほど強くありません。もしかすると時間をおくと香りが立ってくるのかもしれませんね。それよりも、
印象的なのはシダーと呼ばれるヒノキの香りや白檀を思わせる香りです。スッと品よく香り立ち、若干のスパイシーさがあります。
甘い香り、濃厚な香り、爽やかな香りより、ひかえめで静か、湿度を感じるような香りが好きなかたならば、ぜひ試してみていただきたいです。

「スタンダードプロダクツ」のホームページによれば、開発に携わったのは、老舗の石鹸メーカー。同じシリーズの洗剤もあるのですが、
柔軟剤と合わせ、性能や価格、環境に配慮して製造されているそうです。
シリコーン、蛍光剤、漂白剤、着色料不使用で、手肌に優しいので、小さなお子さんがいるご家庭の洗濯にもお使いいただけるのではないでしょうか。
ふんわりと仕上がるように採用されている界面活性剤も植物由来です。

わかりやすいようにキャップに入れてみましたが、少しとろみのある白濁した柔軟剤です。
衣類にからみ、きちんと仕事をしてくれそう!
パナソニックのホームページによると「
1日1人分の洗濯物量の目安は約1.5㎏」とありました。たとえば家族4人では約6kg計算。
この柔軟剤の使用量目安欄では、洗濯物の量が6㎏の場合、柔軟剤は50ml使用とありますね。400ml入りですから、8回使えることになり、550円を相応とみるか、否かはひとそれぞれですが、私的には「安くはないな」というのが率直な感想。ただ、だからこそ香りのできがケミカルではなく上質なのだと思うと、納得がいきます。

香りを楽しみたくて、室内の日当たりのいい場所で乾かします。少し離れたダイニングにいても、ほのかな香りが鼻をくすぐります。
せっかくの香りを曖昧にしたくなかったので、洗剤は無香料のものを使ったのも効果的だったようです。
長男は「これからは柔軟剤、全部、これにして」と大喜び。洗濯のたびに洗面室に走って来て「あの柔軟剤、入れた?」とチェック。
「え、(スポーツ系の)ユニフォームまで?!いいのかな?」と思いますが、「ぜったい使って」とたいそう気に入っています。自分で洗濯機を回すようにまでなったので、「ごろごろしていないで手伝いなさいよ!」という思いを抱えた世のお母さま、お父さまがた、この柔軟剤を使ってみると効果的かもしれません。

香りのみならず、パッケージデザインにセンスのよさを感じるのもこの柔軟剤を推す理由のひとつです。
いくつかストックしておけば、「かわりに子どものお迎えに行ってもらった」「急な仕事のサポートをしてもらった」なんてとき、
ささっと紙袋に入れてお礼のプチギフトにもぴったり!本体の高さが20㎝強なので、高さ22.5×マチ10㎝の紙袋に入れるとこんなふうです。
さて洗濯物は乾いたかな。
この記事を書いたのは……
中嶋茉莉花
フリーランスエディター。大手出版社勤務後、独立。ファッション編集部出身だが、最近はライフスタイル企画を中心に、食企画も多く担当。仕事を通して出会う方々のすまいやキッチンで見つけたアイデアを参考にして、100円ショップでは重箱の隅をつつき、高見えするグッズを探しています。
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