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ツレヅレハナコさんと「理想の揚げ鍋」作りました!

Vol.1 ハナコさんちの揚げものホムパに角田光代さんがやってきた!

2022.12.06



ツレヅレハナコさん(以下 ハ):新しい揚げ鍋がうまく使いこなせなくて揚げものから遠ざかっているというお話がありましたが(12/16発売予定『オレンジページ』2023年1/2号 P.90 参照)、以前はどんな鍋を使っていたんですか?

角田光代さん(以下 角):南部鉄器の揚げ鍋でした。私は、26歳から料理を始めたんですが、そのころに買ったものだったかな……。ずっとその鍋で揚げものをしていました。いろいろ作りましたね。コロッケやポテトフライ、天ぷら、トンカツ……。

ハ:その鍋は今どこに……?


「そのまま手でつまんじゃってください」と、ハナコさんが最初にさっと揚げてくれたのは、イタリアはナポリ発祥の揚げパン「ゼッポリーニ」。生地にドライイーストを混ぜるだけで手軽に作れる、とのこと。揚げたてのカリッ、もちっとした食感に「これはテンションがあがりますね! どんどん手がのびるけど、他の料理も食べたいのでセーブしないと……」と角田さん。


角:
その南部鉄器の揚げ鍋は、処分しました。新しい揚げ鍋を買ったし、もう充分使ったからいいだろうと思って。取っておけばよかったと後悔しています。

ハ:いまの揚げ鍋はどこが使いにくいんですか?

角:付属の網がうまく使いこなせなくて。網目が大きいので大好きなフライドポテトのポテトが抜け落ちてしまうんです。その網、鍋の縁に引っ掛けられるようになっていて、それがいいなと思ったんですが、どうも使いにくくて。


かぶと赤大根のサラダは、ごろごろ切っただけなのが新鮮! 「揚げものに合わせるので、さっぱりしたものを用意しました。生でかじってください。塩をつけてもいいし、発酵唐辛子を添えているのでいっしょにどうぞ」。


ハ:実際に使ってみないとわからないことってありますよね。でも、そんなに揚げものがお好きなのに、やらなくなってしまうなんてもったいない。ぜひ、この鍋を使ってみてほしいです~。

角:はい! 実際にハナコさんが使っている様子がすごく参考になりました。苦手な天ぷらのコツも教えていただいたから、さっそく揚げたい気持ちになっています。

ハ:コツというか(笑)。天ぷらをおいしく揚げるコツは、市販の天ぷら粉を使うこと。日本のメーカーさんが研究を重ねて生み出したものなので、あれを使うのがいちばんです。カリッと揚がること間違いなしですから。




続いて、カリフラワーのバター蒸しと、きのこのマリネも。すぐ作れるもの、あらかじめ作っておけるものは、ホムパの強い味方だそう。献立的にも、バター味や酸味があって食欲が刺激されるものなど、早くも箸が止まらない状況。ホムパ本を出版するほどホムパLOVERのハナコさんのおもてなしは、まだ始まったばかり……!


角:天ぷらって、それだけでもおいしいですけど、夏だったらおそうめんにも合うし、冬はうどんにもいいし。結局、揚げてしまえばなんでもおいしいんじゃないかと思っています。

ハ:本当に! そうだ、天ぷらといえば、わが家の揚げものといえば天ぷらでした。子どものころの味を思い出します。

角:そうなんですね、ぜひ聞かせてください。

つづく

\ハナコさんちの揚げものホムパレシピ/
profile

ツレヅレハナコさん
酒と旅をこよなく愛する文筆家。料理上手で知られ、雑誌や書籍、WEB、料理講座などで活躍中。週に2~3日は家で揚げものを作るほどの揚げものLOVERで、初心者でも失敗しない揚げ方に定評がある。著書に『ツレヅレハナコの揚げもの天国』(PHP研究所)、『まいにち酒ごはん日記』(幻冬舎)など。

角田光代さん
1990(平成2)年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。2005 年『対岸の彼女』で直木賞、2007 年『八日目の蟬』で中央公論文芸賞、2014 年『私のなかの彼女』で河合隼雄物語賞ほか、多くの賞を受賞。源氏物語の現代語訳という大仕事を経て、5年ぶりに長編『タラント』(中央公論新社)を出版。
『ツレヅレハナコさんと「理想の揚げ鍋」作りました!』一覧ページへ>>
ツレヅレハナコ × オレンジページふたつき鉄製揚げ鍋

撮影/伊藤徹也 文/晴山香織

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