
不器用さんに伝えたい! ケーキ生地をスムーズに型に入れる方法
……だらーん。でろーん。うおー!
……ボールの外側に生地がたれてしまったり、スプーンやレードル、へらなどを追加で何本も持ち出したり、手や作業台を汚してしまったり。
モタつきながらやってきたお菓子作り初心者の私が、目が釘付けになったのが、料理家・今井ようこさんの手の動き。劇的にスムーズに生地を型に入れられる方法を教えてもらったので、みなさまにもご紹介したい!
重要なのは【すくう場所】と【すくい方】だったのです……!

生地を集めたら【手前からすくう】こと。
そして【ボールの側面にぎゅっと押しつけて、すくう】こと。
たったそれだけで、気持ちよく生地が切れるんです。
なんとなく奥から手前にすくって、モタついていた私としては、感動の体験でした。この方法、餃子やシュウマイ、肉だんご系の〈たね〉を扱うときにも使えますね! 脳みそのしわがひとつ増えた気がします(笑)。

あとで生地をならすときにスムーズです。

最後は、ボールの縁に、ゴムベラの両面をこすりつけてから、横から払うようにすくいます。今までは、このあたりでもう手がベタベタになっていたものですが、この方法なら、ゴムべらひとつで最後まできれいにすくえます!

ちなみにこの生地は、キャロットケーキでした~。ほかの生地でも同様なので、ぜひ試してみてくださいね。
\すくい方を動画でチェック! 1分26秒ごろデス。/
オレンジページオリジナル ブリキパウンド型 18cm

松永製作所
1953年創業。精密機械の部品製造からスタートし、その技術を生かして2008 年ごろから本格的に始動したお菓子型が、国内外から高い評価を受ける。
料理/今井ようこ 撮影/邑口京一郎 スタイリング/しのざきたかこ 動画編集/川端浩湖 文/通販担当ヒラオ