【沖縄・南大東島の恵み】グレイス・ラムの『COR COR AGRICOLE』
突然ですが、
ラム酒はお好きですか？
私はこれまで、
お菓子作りにたまにダークラムを使ったり、
旅先の南の島でラムコークを飲んでみたり、という程度で、
家で“ラムを飲む”ことをしたことがありませんでした。
今回ご紹介するのは、
南大東島“グレイス・ラム”さんの『COR COR AGRICOLE』
私がこのラムを知ったのは、
原田マハさんの小説「風のマジム」を読んだことがきっかけでした。
1行で説明すると、
～ひとりの女性が「純沖縄産のラム酒を作る」までのおはなし～
天真爛漫で常に全力、
悩みながらも信念を持って突き進むから、
周りがどんどん協力したくなる、
そんな人たらしな主人公「伊波まじむ」のモデルが実在し、
それが沖縄のグレイス・ラムの金城祐子さんだと知り、
どうにかしてこのラムを飲んでみたい！と思った訳で…
ネットでも購入できるようなので、買おうかと思ったところ、
池袋で開催される【沖縄めんそーれフェスタ】に出店するとの情報が。
これも何かの導きか？と、
さっそく出かけることにしました。
出店ブースでは、お店の方に一つ一つ試飲させていただき、
小説にも出てくるアグリコールラムを購入しました。
名前は『COR COR』
帰り際に「小説を読んで飲みたくなって来ちゃいました」
とお伝えすると、
「私なんです～」と。
なんと、金城さんご本人が売り場に出ておられたのでした。
予期せぬ遭遇だったので、お話ししたいことが急には思いつかず、
そのまま帰ってきてしまいました…（後悔）
～ラム酒のおはなし～
多くのラムは、
サトウキビから砂糖を精製する際の副産物を原料とするらしいのですが、
“アグリコールラム”というのは、
サトウキビのしぼり汁そのものを原料としたラムなんですって。
サトウキビのしぼり汁は、
瞬く間に劣化が始まってしまうため保存がきかないということで、
アグリコールラムは、サトウキビが収穫できる季節にしか生産できない
貴重なラムとなっているそうです。
何にも知らなかった…
しかも、南大東島のサトウキビは低農薬で高品質。
そんなサトウキビを原料に、無添加・無着色で作ったラム。
期待が高まります。
ラム初心者の私ですので、
ベタですが『モヒート』を作ることに。
グラスにライム・ミント・黒糖を入れたら、
マドラーでガシャガシャミントをつぶすようにして香りを出し、
黒糖が溶けたら氷・ラム、
そしてトニックウォーターを注ぎます。
まさに“フレッシュなカクテル”。
アルコール度数が40%とかなり高いのですが、
カクテルにするとグビッと飲めちゃう。
次に、
ラムと言えば『ラムレーズン』。
（ラム活用知識が乏しくてカナシイ?）
一晩レーズンを浸しておきました。
そして
ラムレーズンと言えば『ラムレーズンアイスクリーム』！
