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オレペエディターブログ

この季節だけの味わい!6月に食べたい和菓子「水無月」と「鮎焼き」

初めまして、3期オレぺエディターのさやと申します。

朝ごはんを食べ終わったら次はお昼ごはん、そのあとは夜ごはん…と、四六時中「次は何を食べよう?」と考えてしまう、食いしん坊な都内で働く会社員です。

出身は香川県。地元愛が強く、秋には里帰り出産を予定しています。産休中には、香川県のおいしいうどん屋さんをはじめとするグルメ情報なども発信していきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします!

さて、記念すべき第1回目のブログでは、6月にぜひ味わっていただきたい和菓子「水無月」と「鮎焼き」をご紹介します。

和菓子には、それぞれに込められた思いや歴史があります。私自身、趣味の茶道を通じて和菓子の奥深さに触れ、その魅力を皆さまと共有したいと思うようになりました。この記事が、皆さまの毎日をちょっと豊かにするきっかけになれば嬉しいです。

◆ 初夏の涼を感じる「水無月」

水無月は、初夏を彩る日本の伝統和菓子です。もっちりとした白いういろう生地の上に、たっぷりの小豆を散りばめ、氷をイメージした三角形に仕上げられています。実は昔、庶民は夏に氷を食べることができなかったため、涼しさを感じられるようにと水無月が生まれたそうです。

6月の「夏越の祓(なごしのはらえ)」という行事では、無病息災を願って水無月をいただく習慣があります。小豆には邪気を払う力があるとされ、1年の後半も元気に過ごせますようにという願いが込められています。

ひんやり冷やして食べると、もっちりとした食感とやさしい甘さ、小豆のほっくり感が口いっぱいに広がり、心までほっと癒されます。見た目も涼やかなので、手土産やおもてなしにもぴったりです。

◆ 見た目も愛らしい「鮎焼き」

次にご紹介するのは、初夏から夏にかけての風物詩「鮎焼き」です。鮎の形をした焼き菓子で、ふんわりとしたカステラ生地の中に、もっちりとした求肥(ぎゅうひ)が包まれています。

清流を元気に泳ぐ鮎をイメージして作られているので、見た目もとっても愛らしく、涼しさを感じさせてくれます。ふわふわの生地と、とろけるような求肥の組み合わせは、一度食べたらやみつきになる美味しさです。

今回私は、水無月を「仙太郎」で、鮎焼きを東京・多摩川駅近くの「大黒堂」で購入しました。「大黒堂」の焼き菓子は歌舞伎座にも卸しているそうなので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

「仙太郎」では、白と黒と抹茶の3種類が用意されています。今回私は白と黒を頂きました。黒は黒糖味で甘さがしっかりとあり、甘さ控えめな白と食べ比べするのが楽しかったです。
夕方訪れると鮎焼きの個包装タイプは売り切れていました。電話予約をすれば焼き立ての受け取りもできるそうです。持ち帰って頂きましたが、冷めてもおいしく、頭の先からしっぽまでこしあんがぎっしり入っていました。

◆ 賞味期限とおすすめの楽しみ方

水無月も鮎焼きも、基本的には賞味期限は当日中となります。「大黒堂」の鮎焼きは、3個以上まとめてパックされているものなら数日間日持ちするものもあります。

スーパーや和菓子屋さんで水無月や鮎焼きを見かけたら、ぜひ手に取ってみてください。ひんやり冷やして味わえば、暑い季節のご褒美スイーツになること間違いなしです。見た目も涼やかで、食卓がパッと華やぐ和菓子たち。大切な人への手土産や、ちょっとした自分へのご褒美にもぴったりです。

日に日に暑さが増してきていますが、皆さまが元気に夏を乗り越えられますように。これからも、季節を感じるおいしい情報をお届けしていきますので、どうぞお楽しみに!

さや(東京) サヤ

オレペエディター

香川出身、東京在住の会社員。食へのこだわりが強い夫婦で二人暮らし。作るのも食べに行くのも大好き。趣味は茶道、合唱、美術鑑賞、旅行。隙間時間があれば食に関する調べ物をしてしまう、食に取り憑かれし存在。

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