
娘とキッチンに立つ。離れて知ったかけがえのない心温まる時間。

前回オレペエディターパーティーに参加したことを書かせていただきました。
https://www.orangepage.net/opeditor/trip/posts/posts/14913
パーティーが終わった後のもう一つのお楽しみ。
それは昨年春に上京した娘のおうちに行くこと。
私は引っ越し当初に訪れたことがあるのですが、
家人はまだ彼女の住まいを見たことが無く。
今回のオレンジページ様の企画に便乗して、家人も一緒に東京へやってきたのでした。
娘は目下同棲中。
1人の時はほとんどお料理もしなかったのですが、
今では毎日お弁当持参で頑張っています。
そんな彼女から今回の私達の東京来訪にあたってお願いが。
「お弁当おかずの作り置きをお手伝いしてほしい」
以前の娘からは想像もできない言葉です。
もちろん喜んでOK!
買い出しをするときからすでに楽しい。

2人暮らし、食材余っても困るだろうし、
一回限りでずーっと残ってしまう調味料を買うのもかわいそう・・・。
頭を悩ませながらお買い物を済ませました。
狭い狭いキッチンです。
私も自宅とは違うので勝手も違って色々とやりづらいのも本当の話。

まな板は横に置けず、縦に置いてお料理開始。
できるだけ大きな鍋などは1つで使いまわせるよう頭を使います。

2時間ほどで数品仕込むことができました。

自宅にいる時にこんな時間は皆無でした。
お料理好きな方ならわかって下さるかと思うので言い訳すると、
料理は自分一人でやるほうが効率も良いし、思うように動けるので、
娘があまり料理に興味を示さないのをいいことに、
私も積極的に教えてこなかったのです。
でもこうして一緒にお料理するのは効率とかそういうことを飛び越えた向こう側に
心が浮き立つようなそんな感情をもたらせてくれるものなのですね。
今頃になってそれを知る私。
もっと一緒にお料理してくればよかったなぁー。

娘からは毎日「お弁当できたよ!」とラインが入ります。
自分で作るようになってわかったんだけど、
お母さんはお野菜を型で抜いたり、ピックで刺したり、可愛くしてくれていたよね。
それがどれだけ手間がかかってたかって、今よーくわかるよ。
ありがとう!
娘からの言葉。
ううん、違うんだよ。
今 50のおじさん(家人)のお弁当を作りながら、お花型に飾ろうなんて気持ちは起こらないの。
あなたがいたから、もっと可愛くしたい、蓋を開けたとき「わぁっ」て言ってほしい、
そんな気持ちになれていたんだって思うの。
こちらこそ楽しい時間をありがとう???