れもんクッキー(福島)
こんにちは。れもんクッキーです♪
8月に入り思うこと、、、
暑さ慣れしたくはないですが、
こうも暑いと30℃であろうと普通になっている自分がコワイ💧
出発前はまだかまだかと待ち望んでいたスリランカ旅
帰って来てみれば日々過ぎるのが早く、1ヵ月も経ってしまいました。
今回、また旅の続きをお伝えさせて頂けたらと思います^^
スリランカを代表する建築家ジェフリー・バワ
旅行を決める前までは全く存じ上げませんでしたが(汗)
トロピカル建築の巨匠で、近年リゾートホテルでよく見るインフィニティプールの考案者です。
インフィニティプールとは、プールの水面が周りの景色と同化して見える設計で、
海の近くであればプールと海がつながっているように感じられます。
このように自然との境界線がないかのような設計を得意とするバワ。
通常ですとホテル選びにとりわけ大きなこだわりはありませんが、
バワ建築の魅力を知ってしまってからには、
バワが手がけたホテルに一度は泊りたくなり、今回は3つのホテルに宿泊しました。
そのうちのひとつ、森と湖に囲まれた山間リゾート「ヘリタンス・カンダラマ」
スリランカ国内に15軒以上あるバワ建築は、特に海沿いに建つリゾートが多いのですが、
ここは珍しい山奥にあるホテルです。
これぞバワの真骨頂!
湖とプールが一体に見える幻想的なインフィニティプール。
右端に前回、ご紹介した世界遺産「シギリヤ・ロック」が小さく見えます♪
早朝、別の角度から写した神秘的な風景とインフィニティープール。
うまく自然と溶け込んでいます。
野生のサル達が朝から元気に動き回っていました♪
カリーだけじゃない!多彩なメニューが揃うスリランカ料理。
混ぜ合わせながら味わいを愉しむスタイルで、更に美味しさが広がります。
ホテルでのブッフェが主流でしたが、その中でも特別感があった屋外で調理されるお肉料理。
下ごしらえにスパイスが使われており、スパイスのきいたソースをかけていただきます。
スパイスのW遣い♪ 噛むごとに風味が広がりました^^
フルーツの種類も豊富!
中でもバナナの種類が多く、小ぶりで食べやすいうえ普段食べているバナナより濃厚でした。
スイーツのレベルも高く、特に水牛ヨーグルトのカードとワタラッパンは忘れられない味♪
ワタラッパンはココナッツミルクにヤシの蜜、溶き卵を加えて蒸したプリンのようなスイーツ。
カードにはヤシの蜜をかけていただくのですが、素朴な甘さと優しい風味がクセになります。
ローカルフードを意識して並べた一皿には、
キリバット(お米をココナッツで蒸したもの) や ロティ(丸いナン)、
エッグホッパー(米粉のお皿型のクレープに卵を落とす料理) 、サンボル(ココナッツの野菜の和え物) を。
ココナッツ、ライム、モルジブフィッシュ(かつお節のようなもの)の合わせ技が後を引き、
日本人の味覚にも合う味付けでした♪
こちらは、隠れ家のようなレストランで食べたランチでのカリー。
テラコッタ製のワラン鍋に料理が並ぶ様子は、
スリランカの食の風景に欠かせない存在で雰囲気があります。
カリーと一緒にマッルン(炒め蒸し)やテルダーラ(油炒め)、パパド(豆揚げせんべい)を混ぜながら、味の変化を愉しみます。
野菜たっぷりなのは勿論の事、海に囲まれた国なのでお魚のカリーなどもありバランスよくいただけました♪
スリランカと言えば紅茶の一大産地。
セイロンティーは色、味、香りの3要素のバランスがとれており、産地ごとに味わいや特徴が異なります。
今回、7つある産地のうちのひとつ高地に位置するヌワラエリアを訪れました。
ここは海抜約1880mの冷涼な土地で、夏でも涼しく避暑地としても人気がある高原リゾート。
一面に広がる茶畑では茶摘みをする姿を見ることが出来ます。
茶畑が広がる丘には紅茶工場が幾つか点在し、
そのうちのひとつ、紅茶工場を改装したバワ建築のホテル「ヘリタンス・ティーファクトリー」へ宿泊。
こちらでは紅茶工場の見学や茶摘み体験をすることが出来ます。
早朝、澄んだ空気の中、サリーを身に着けての念願の茶摘み体験♪
可憐な白いお茶の花を見ることが出来ました。
工場では紅茶が出来るまでの工程
萎凋(葉を萎れさせて香りの発揚を促す)→揉捻(茶葉をよくもむこと)→玉解き&発酵→乾燥→等級区分け→袋詰めを見学。
紅茶の等級は茶葉の大きさと形状で分けられており、
茶葉が細かいと同じ抽出時間でも水の色や香りが濃くなるのだそう。
こうして徹底した製造管理のもと、世界各地へと美味しい紅茶が出荷されていくのです!
ホテルでは食事の際、丁寧に淹れた紅茶をいただけます。
スリランカではポピュラーな飲み方の「キリテー」というミルク入りの紅茶。
ヤシの蜜で作った甘味が入った優しいミルクティーです。
食事でユニークだったのは、ドーナツのような「ワデー」
ひよこ豆などをすりつぶして野菜と練り込んで揚げた塩味のお食事系ドーナツです。
その場で揚げてくださり、クセになる美味しさで紅茶とよく合いました。
滞在中は歴史を感じる建物で当時の雰囲気に想いを馳せ、
紅茶の知識を深められる紅茶好きにはたまらない場所でした✨
スリランカ流ヌン活はいかに?
スリランカのアフタヌーンティーはどのような感じなのでしょう。
コロンボの「ディルマのティーラウンジ」で
心ときめくハイティー(軽食付きアフタヌーンティー)を愉しみました。
ディルマはスリランカ初の紅茶ブランドとして誕生し、
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが「t-シリーズ」は特に人気です♪
本場の極上のセイロンティーと一緒にスイーツやサンドイッチを。
食べるのが勿体ないくらい、ひとつひとつが凝っていました。
美味しさもですが、魅せる技も流石でした✨
以前から興味があったアーユルヴェーダ。
アーユルヴェーダはスリランカに伝わる伝統民間療法です。
身体のバランスは「ドーシャ」という3つの体質で判断をし、
身体にったマッサージと薬を施し、健康へと導きます。
アーユルヴェーダを体験したステイ先は、
こちらもバワ建築ホテル「ヘリタンス・アーユルヴェーダ・マハゲダラ」
ドクターによるチャクラを見ての問診、アーユルヴェーダ、お薬の処方、
ドーシャ別の表示があるブッフェときめこまやかなプログラムを体験できます!
ヨガは1日2回。
鳥のさえずりの中、リラックスしながら心と体を解きほぐしてゆきます。
診察結果をもとにした丁寧なトリートメント。
私はむくみがあり、受けた後は巡りが良くなり身体が軽くなる感覚を覚えました(個人差がございます)
薬棚には処方されたお薬が部屋番号ごとに並び、食事前にチェック。
目でも楽しめるお料理はどれも美味しく野菜・果物がたっぷり!
ドーシャ別の表示を見ながら選ぶ愉しさも。
個人で訪れ、何度もリピートされている日本人の方から貴重な体験談も利くことが出来、
短い日数ながらもアーユルヴェーダの良さを心身共に実感できました。
トゥクトゥクってご存じですか?
可愛い響きの正体は、リランカの移動に欠かせない乗り物です♪
3輪のバイクにホロが付いたタクシーのような乗り物で
観光客の移動手段に使われることも多いんです。
旅の途中、色々な場面でトゥクトゥクを見かけたものの、
今回の旅ではトゥクトゥクには縁がないと思っていましたが、
まさかのサプライズ♪
隠れ家的レストランへの移動にトゥクトゥクが登場!
ほんの数分でしたが舗装されていないガタガタ道を走る高揚感♪
童心に帰った気分になり、異国での旅情をより刺激されたのでした。
最後にこの実、何の実クイズ!
この実、なんの実、気になる実(笑)
一見するとパプリカのように見えます?
でも上部ににお菓子のカールのような形をしたものがくっ付いています。
それがヒント!
そして、スリランカの隠れた名産で、お酒のおつまみにもピッタリです!
正解はカシューナッツです^^
普段食べている部分は種子の部分になり、
果実はカシュー・アップルと呼ばれジュースやジャムとして加工されています。
カットしたものを試食した感想ですが、やや渋みと甘みがあり柿とリンゴのような味わいでした。
まさかカシューナッツがこんな不思議な形をしていたとは驚きです!
スリランカの旅、知る、味わう、体験すると、
五感を大いに刺激する旅でした。
私にとって旅行は、行く前、旅行中、帰ってからと3回楽しめます。
旅行のことを整理して書くことにより、また旅気分を味わえ活力を得ました♪
下記にご紹介したホテルや紅茶店をリンクしておきますので
気になられた方は是非、チェックしてみてください^^
「ヘリタンス・カンダラマホテル」
「ヘリタンス・アーユルヴェーダ・マハゲダラ」
「紅茶 ディルマ」
今回もお付き合いいただきありがとうございました♪
食べること、作ること、自然に触れること、そしてランニングが好きです。日々の色々なものからインスピレーションを受けて、独自の創造力や心地よい生活スタイルを築いています。