スペインの乳飲み子羊のロースト
こんにちは、ゆかです。
食欲の秋の今、私には再び食べに行きたいと思っているスペインのご当地料理があります。料理名は「Lechazo asado」、乳飲み子羊のローストです。
この料理に出会ったのは、スペイン北部の内陸部のレルマという小さな村でした。大聖堂が有名なブルゴスという街から車で30分程度の所にあります。

最初に乳飲み子羊と聞いた時は罪悪感もありましたが、日々の食事でも動物の命をいただいて私達は生かされていますし、何軒も専門店がある郷土料理だということで、ここを訪れたからには!とランチにありがたくいただきました。
訪れたのは平日の昼間、村は人通りが少なかったので、探したお店に予約をせずに直接行ったところ、予想に反して店内はほぼ満席。注文できるローストは残りわずかという大人気の状態でした。

ワクワクしながら待っていると、出てきたプレートは、ドーンと大きなお肉!焼き立て熱々で、ジュージューといい音を立てながらテーブルに置かれました。
外の皮目はパリパリを超えてバリッバリ!とても香ばしく、中のお肉は弾力のある部分、ジューシーな部分、油のトロッとした柔らかい部分といくつもの食感があって、どこを食べてもお肉の旨味が口一杯に広がりました。
セットで付いていたパン、レタスのサラダ、酸味があるハウスワインとも相性抜群です。


別で注文したラムチョップ、デザートのCuajada(さっぱりしたミルクプリンのようなデザート)も最高でした。
今の時期は、行楽の秋でもありますね。今はまだ知らない名物料理に出会えることを想像すると、行く前から次の旅行がとても楽しみになります!









