
「Giveし続ける」ことに迷ったとき、背中を押してくれた一冊 【読書の秋】

こんにちは!本棚に新しい1冊を追加するのが楽しみのAkikoです。
私は昨年の末まで中国に住んでいました。
海外生活では働けない環境に置かれる方も多いと思いますが、当時の私もビザの都合で働くことはできず。なので、「今できることを形にしよう!」と思い、さまざまなボランティア活動を続けていました。
たとえば語学交流会の開催、読書の会や、ボランティアグループでの活動、幼稚園のPTAなど……。いろいろ挑戦してきました。
無償のボランティア活動
ブログを読んでくださっている方の中にも、PTAや子供の習い事でボランティアをしている方は多いのではないでしょうか?
無償のボランティア活動を続けていくうちに私はふと立ち止まる瞬間が何度かありました。
「なんで私はこれを続けているんだろう?」
「どこまでやれるのだろう?」
自分の時間とエネルギーを使うボランティア活動。なんで続けているのか、自分で目的が見えなくなることも。
そんなときに出会ったのが、『GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代』でした。

この本では、人を大きく3つのタイプに分けて紹介しています。
- 「ギバー」…人に惜しみなく与える人
- 「テイカー」…真っ先に自分の利益を優先させる人
- 「マッチャー」…損得のバランスを考える人
一見すると「ギバーは損をしそう」と思われがちですが、長期的に見て本当に成果を上げるのは「与える人」である、という視点が示されています。
本の中では“仕事”の際の人間関係について書かれていますが、読みながら私は「これは子育てやPTA、人間関係すべてに置き換えられるな」と感じました。実際に活動を振り返りながら読むと、自分がなぜ時に迷いや疲れを感じるのか、そしてどう気持ちを立て直していけるのかが少しずつ整理されていったのです。
気づけば心が軽くなり、「また頑張ろう」「まだできることがある」と前向きな気持ちを取り戻せました。
この本は、社会貢献やボランティアをしている方だけでなく、「人のために何かをすることに喜びを感じる人」にとって、日々のヒントや新しい気づきを与えてくれる一冊だと思います☺️✨
もし「Giveし続けること」に迷ったときには、ぜひ手に取ってみてください。