
スパイス&ハーブが優しく香る!おうちメキシカン【夏バテ対策】

8月のはじめに夏風邪を引いてしまい、いまだに喉の奥にちいさなイガイガを飼っています。
夫から子どもまで漏れなく全員が順番に風邪を引き、8月は食養生に追われる日々…。
免疫を高める食べ物をあれこれ試しているうちに、すっかり薬膳、スパイス、ハーブの勉強にハマってしまいました。
スパイス料理研究家のミラ・メータさんが書いた『世界のスパイス&ハーブ料理』という本には、家庭料理にアレンジしやすそうな多国籍料理がたくさん出てきます。
かといって、食べ慣れた味や調味料という訳でもないので、どんな味だろうと読んでいてわくわくしました。おすすめです。
この中で紹介されていた「豚とパイナップルの炒め物」「メキシカンライス」を作ってみました。

豚肉には疲労回復効果のあるビタミンB1がたっぷり!パイナップルにもビタミンB1と、こちらも疲労回復に効果があるクエン酸が含まれており、一緒に食べることで消化吸収もしやすくなるそうです。
使うハーブやスパイスは家族の好みに合わせてアレンジしました。
例えば、炒め物に使う青唐辛子やハラペーニョは子どもも食べられるように控え、辛味が欲しいときはチリパウダーを後入れします。
刻んだミントを入れる面白いレシピなのですが、夫はミントが苦手なので、パプリカパウダーと野菜の香味だけで仕上げました。
メキシカンライスはクミンの風味とトマトペーストの酸味が決め手!パイナップルの甘みによく合います。我が家は全員トマト好きなのでペーストではなくトマト缶を使って炊き上げました。
付け合せに「ココナッツミルクといかのスープ」も作りました。グリーンカレーペーストを使うので、タイカレーが好きな方にハマる味。

材料には、コブミカンの葉、レモングラス、カーなどを使う少し上級者向けのレシピです。我が家はレモンやライム、生姜で代用。ココナッツミルクやグリーンカレーペーストはカルディで購入できました。

グリーンカレーの代わりに、にんじんやとうもろこしのペーストと合わせれば子ども用にも仕上がりますが、「ココナッツ」と聞いてココナッツジュースの味を想像していたうちの3歳には不評でした。。
ココナッツミルクには夏の不調を取り払う「解暑作用」があり、夏バテ対策にとってもおすすめなんです!
余ったココナッツミルクはパイン缶の残りのシロップや果肉と合わせ、ゼラチンで固めれば南国デザートに♪
夏疲れをしっかり取り去って、味覚の秋を迎えたいですね!