2025年2月の振り返り モネ《睡蓮》の世界に浸る時間
2月は、1月の慌ただしさから少し離れ、自分の感性と向き合う時間を大切にした月でした。
その中でも特に印象に残っているのが、ずっと楽しみにしていたモネ《睡蓮》を観に行ったことです。

会場に足を踏み入れた瞬間、目の前に広がるやわらかな色彩と静かな空気感。モネの描く《睡蓮》は、写真や画集で何度も見てきたはずなのに、実物を前にするとまったく違う印象を受けました。水面に映る光、揺らぐ色、輪郭の曖昧さ。そのすべてがとても繊細で、見ているうちに自然と呼吸が深くなっていくのを感じました。


特に印象的だったのは、「何かをはっきり描いているわけではないのに、確かにそこに“空気”や“時間”が存在している」こと。モネの《睡蓮》は、風景というよりも感情や記憶に近いように感じられ、眺めていると自分の内側に静かな波が広がっていくようでした。
お土産には図録とポストカードを購入しました。


家でもモネの作品が楽しめるので嬉しい。
普段は「食」を通して表現したり、伝えたりすることが多いのですが、アートに触れることで改めて、感覚や感性の大切さを実感しました。色の重なり、余白の使い方、見る人に委ねられる解釈。そのすべてが、料理やレシピ、言葉を紡ぐことにも通じるものがあると感じます。
2月という季節も相まって、少し立ち止まり、静かに自分を整える時間になりました。忙しさの中ではつい結果や効率を求めてしまいがちですが、モネの《睡蓮》を前にしていると、「急がなくてもいい」「感じることを大切にしていい」と、そっと背中を押してもらえたような気がします。
2026年もたくさんのアートを見たいと思います。
最後まで見ていただきありがとうございました。








