
巻くだけで褒められる!くるくる『野菜巻き』おつまみレシピ4選

のり巻きに肉巻き、春巻きにだし巻きと、料理の「巻く」もさまざま。野菜で何かを巻く or 何かで野菜を巻くレシピは『オレンジページ』でも掲載のたびに安定した人気を誇るコンテンツでもあります。
「巻く」っていうステップを加えるだけで、ぐっと気がきいてるビジュアルになるのは、なんででしょう? 気の利いたほめられつまみとして、食卓を豪華に彩ってくれると思うんです。そんな「野菜巻き」おつまみレシピ4点をご紹介します!
01.『生ハムドレスドセロリ』のレシピ
02.『大根のサーモンくるくる』のレシピ
03.『豆苗とかにかまの生春巻き』のレシピ
04.『とろけるカマンベールさつま』のレシピ
まずご提案したいのは、おしゃれ野菜の代表、セロリを生ハムで巻いた一品。
『生ハムドレスドセロリ』のレシピ

材料
セロリの茎……1本分
生ハム……6枚
チーズディップ(混ぜる)
クリームチーズ(室温にもどす)……60g
はちみつ……大さじ1/2
塩……ひとつまみ
作り方
(1)
セロリは筋を取って長さを半分に切り、太いほうは縦4等分、細いほうは縦半分に切る。
(2)
セロリに生ハムを1枚ずつ巻いて盛る。ディップを添え、つけながらいただく。
生ハムで巻くだけで、ワンランクアップして見えるから不思議ですね。セロリの筋は噛み切りにくいのでピーラーで取ってください!
続いては、貝割れ菜とサーモンを大胆にも大根で巻いた男子もときめく『大根のサーモンくるくる』。
『大根のサーモンくるくる』のレシピ

材料(2人分)
大根(直径7cm)……1.2cm(約50g)
スモークサーモン……6枚
貝割れ菜……1/2パック
塩……少々
粗びき黒こしょう……好きなだけ
オリーブオイル……好きなだけ
作り方
(1)
大根は幅2mmの輪切りを6枚作る。貝割れ菜は根元を切る。
(2)
大根に塩をふって3分おき、ペーパータオルでしっかりと水けを拭く。
(3)
大根1枚にスモークサーモン1枚、貝割れ菜の1/6量をのせて巻く。オリーブオイル、粗びき黒こしょうをふる。
柔らかいサーモンとパリッとした大根の食感のコントラストがたまらないおつまみです。貝割れ菜のピリッとした刺激がアクセントになってお酒が進む進む。
女子が大好き(偏見)ライスペーパーをつかった生春巻きも「野菜巻き」の王道ですよね。
『豆苗とかにかまの生春巻き』のレシピ

材料(2人分)
豆苗……1/2パック(正味50g)
かに風味かまぼこ……5本
ライスペーパー……2枚
オイマヨだれ(混ぜる)
マヨネーズ……大さじ2
オイスターソース……小さじ1/2
作り方
(1)
豆苗は根元を切る。かにかまは粗くほぐす。
(2)
ライスペーパーは水にさっとくぐらせる。手前に豆苗、かにかまを1/2量ずつ並べ、左右を内側に折り、手前からきつく巻く。
(3)
長さを4等分にして盛り、たれを添える。
シャキシャキの豆苗をみずみずしいままどうぞ。うまみ出し食材のかにかまと、マヨネーズ×オイスターソースだれのマリアージュは……お酒に合わないはずがないっ。
そして飲みの場が続くと甘じょっぱいものも食べたくなる……ということで、
『とろけるカマンベールさつま』のレシピ

材料(2人分)
さつまいも……1/2本(約120g)
ベーコン……6枚
カマンベールチーズ……1/2個(約50g)
塩……少々
オリーブオイル……小さじ1
粗びき黒こしょう……少々
作り方
(1)
さつまいもは幅6~7mmの斜め切り(6切れ)にする。カマンベールは放射状に6つに切る。
(2)
さつまいもに塩をふり、ベーコンを巻きつける。
(3)
フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、(1)を入れて2分焼く。上下を返し、水大さじ1をふり、ふたをして弱火で3分焼く。チーズをのせ、30秒蒸し焼きに。粗びき黒こしょうをふる。
さつまいもをベーコンで巻き、カマンベールチーズをのせて蒸し焼きと、これでもかとカロリーを積み上げる背徳的な一品。甘じょっぱが意外と酒飲みに好評なのです。
ね、やっぱり巻かれたおつまみって不思議な魅力がありますよね。
簡単なひと手間で褒められつまみが完成するから、ぜひともみなさん「巻き」でいきましょう!。
(『オレンジページ』2018年1月17日号特別付録「野菜ひとつでおつまみ」より)
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料理/市瀬悦子 撮影/鈴木泰介 文/編集部・小林