
家でととのう「おうちサウナ」のやり方とは?聖地・サウナしきじの娘が伝授/サ活漫画

ここ数年続いているサウナ人気。高温のサウナ→水風呂→休憩を繰り返す温冷交代浴によって得られる快感(脳がリラックスしている状態)は「ととのう」と表現され、その感覚のトリコになっている人が続出しているようです!
全国各地の温泉施設などを巡る「サ旅」も流行っていますが、もしおうちでサウナのような「ととのい」体験ができたら最高にリラックスできそう……!なんて思いませんか?
そこで、サウナの聖地と呼ばれる静岡の温泉施設「サウナしきじ」の娘・笹野美紀恵さんに、家でも簡単にサウナ体験を楽しむ方法を教えてもらいました。近所にスパや銭湯がない人や、おうちで人目を気にせず存分にリラックスしたい!という人は要チェック!
1.手作りサウナポンチョを用意する
効果的に汗をかくために、まず用意してほしいものは45ℓのごみ箱。少し手を加えるだけで、手作りサウナポンチョが簡単にできちゃいます。



2.42℃のお湯を七分目まで入れる
おうちサウナで大切なのは、浴室内をしっかり温め、熱めのお湯を準備すること。最初にお風呂の換気扇を止め、あれば暖房やミスト機能をつけておきましょう。浴槽のお湯は42℃で、七分目まで入れる設定にしてセット。

※冬場は浴室が寒かったり、体が冷えた状態で熱い湯につかると、急激な温度差による血圧変動(ヒートショック)が起こるおそれがあります。入浴前に必ず水分補給を行い、浴室内を暖めましょう。湯ぶねの出入りはゆっくり、慎重に行うようにしましょう。
お湯がたまる間に……スクワットをやろう!
おうちサウナの前に、ぜひ行ってほしいのがスクワット。より代謝が上がって、汗をかきやすくなりますよ!



お湯がはったら、シャワーで蒸気をこもらせて。塩や日本酒を入れると効果UPに!


3.まず体をきれいに洗う
お風呂に入る前に体の汚れをさっと流します。洗い方にもコツがあるので、チェック!

右半身も同様にして洗い、シャワーで流せば準備万端です!
4.湯ぶねに10分つかる
42℃の熱めの湯にしっかり10分つかります。10分の間に頭皮マッサージをすると、とても気持ちよくておすすめ!

5.水シャワーを浴びる
おうちサウナでは、水シャワーを水風呂代わりに!難しい人は、体の一部だけ水シャワーを浴びればOKです。


6.体を拭いて5分休憩
あればバスローブをはおって(なければ大きめのバスタオルを体に巻いてもOK)、横になり5分休憩します。汗をかいているので、休憩中にコップ1杯以上の常温の水分補給を忘れずに。


7.4~6を繰り返す
1回で終わってもよいですが、余裕があれば4~6の流れを2回やるのがおすすめ。「ととのう」心地よさをより感じられますよ~!




【注意】
以下に当てはまる人は、今回ご紹介した「おうちサウナ」は避けてください。
- 妊娠中
- 高血圧
- 貧血ぎみ
- 心臓疾患がある
- 動脈硬化
- 呼吸不全
- 心筋梗塞のおそれがある
- 風邪ぎみ、体調がすぐれない
- 入浴前の飲酒、二日酔い
- 6歳以下の子ども
- その他持病がある(事前にかかりつけ医に相談してください)
超プライベート空間のおうちで味わうサウナ体験は、特別リラックスできるはず!ぜひ挑戦してみてください。
監修/笹野美紀恵 イラスト/めんたまんた 原文/佐々木紀子 文/編集部・吉藤