意外!食前にチョコを食べるだけで脂肪肝を改善?名医が教える血糖値を上げない裏ワザ
「脂肪肝改善には、まず食事制限!」と思いがちですが、改善のためには、血糖値を急上昇させないことが大切なんです。
そこでおすすめなのが、〈食べる前〉のひと工夫。肝臓の名医・栗原毅先生によると、食前にあるものをとることで糖の吸収をゆるやかにできるのだとか。今回は、脂肪肝改善に役立つ意外なコツをご紹介します。
血糖値の急上昇が脂肪の増加をまねく

米やパン、麺類などの炭水化物、砂糖、甘い菓子類、いも類や果物には糖質が多く含まれています。これらの糖質を食事でとると、小腸でブドウ糖に分解・吸収されることで血液中に取り込まれ、血糖値が上昇。すると、血糖値を下げるために膵すい臓ぞうからインスリンというホルモンが分泌されます。
このインスリンは別名「肥満ホルモン」とも呼ばれ、血糖値を下げると同時に脂肪の合成を促してしまうのです。とくに、空腹時に糖質の多い食事をとると一気に血糖値が急上昇。これを、血糖値スパイクと呼びますが、このときインスリンが大量に分泌されて、結果脂肪も多くつくられてしまうことに。
つまり新脂肪肝を改善・予防するためには、血糖値を急上昇させずにゆるやかな状態をキープすることが大事になります。
食事の前に高カカオチョコレートをとる

高カカオチョコレート5ɡで肝機能の低下を防止!
チョコレートに含まれるカカオにはカカオポリフェノールという抗酸化作用の高い成分が含まれていて、肝機能の低下を防いでくれます。また、糖の吸収をゆるやかにする食物繊維も豊富なので、血糖値の急上昇を抑制する効果も。カカオ含有量70%以上のチョコレートを朝昼晩の食事前に1かけ(5ɡ)程度とりましょう。食前だけでなく、食間にもプラスしてとればさらに効果は高まります。
〈食べる前〉を少し意識することも脂肪肝改善のポイント。高カカオチョコレートなど手軽なものから取り入れて、血糖値の急上昇を防いでいきたいですね。
教えてくれたのは……栗原 毅 先生

消化器内科医、医学博士。栗原クリニック東京・日本橋院長。脂肪肝の治療だけでなく予防医療にも力を入れている。血液サラサラの提唱者の一人。『新脂肪肝代謝復活ダイエット』(日本文芸社)など監修・著書多数。
あわせて読みたい
監修/栗原 毅 原文/佐々木紀子 イラスト/髙栁浩太郎 文/池田なるみ







