【衝撃】現代人の4人に1人が「新脂肪肝」⁉痩せない原因はライフスタイルにあった!
飲酒以外のことが原因で起こる脂肪肝をわかりやすく「新脂肪肝」と呼んでいます。なんと現代人の4人に1人がこの状態なんだそう。なぜ現代人に新脂肪肝が多いのか、また新脂肪肝になるとなぜやせないのかを肝臓の名医、栗原 毅先生に聞きました。
新脂肪肝が増加している原因は現代人のライフスタイルのせい⁉
日本の36の研究を対象とした解析によると、日本人の約1/4人が新脂肪肝で、さらにその割合が年々増加しているという報告※があります。早食いや朝食抜き、デスクワーク中心による運動不足、遅い時間の夕食や夜更かし、また無理なダイエットによる筋肉量の低下も代謝異常のリスクを高める要因になっているとのこと。
※出典: 小野正文「脂肪性肝疾患の疫学、今後の予想」日本臨牀(1)8-, 2025.
新脂肪肝になるとなぜ痩せない?

お酒以外のことが原因で起こる〈代謝機能障害関連脂肪性肝疾患〉という脂肪肝が「新脂肪肝」。これは、糖質のとりすぎにより肝臓の機能が衰え代謝が落ちてしまうもの。例えば、米やパン、麺類などの炭水化物、砂糖、甘い菓子類、いも類や果物には糖質が多く含まれています。これらの糖質を食事でとると、小腸でブドウ糖に分解・吸収されることで血液中に取り込まれ血糖値が上昇。すると、血糖値を下げるために膵臓からインスリンというホルモンが分泌されます。このインスリンは別名「肥満ホルモン」とも呼ばれ、血糖値を下げると同時に脂肪の合成を促してしまうのです。とくに、空腹時に糖質の多い食事をとると一気に血糖値が急上昇。これを血糖値スパイクと呼びますが、このときインスリンが大量に分泌されて、結果脂肪も多くつくられてしまうことに。つまり新脂肪肝を改善・予防するためには、血糖値を急上昇させずにゆるやかな状態をキープすることが大切なのです。
新脂肪肝は、ふだんの食事で糖質をとりすぎないように工夫をしたり、血糖値を急上昇させないように早食いをしないでゆっくり食事をする、運動をする、睡眠をしっかりとることなどで改善・予防できます。やせないと悩んでいる人は、まずライフスタイルを見直してみてくださいね。
教えてくれたのは……
栗原 毅 先生

消化器内科医、医学博士。栗原クリニック東京・日本橋院長。脂肪肝の治療だけでなく予防医療にも力を入れている。血液サラサラの提唱者の一人。『新脂肪肝代謝復活ダイエット』(日本文芸社)など監修・著書多数。
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監修/栗原 毅 原文/佐々木紀子 イラスト/髙栁浩太郎 文/編集部・冨田







