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お酒なしでも脂肪肝に⁉中性脂肪を減らす「オメガ3脂肪酸」の賢い摂り方を名医が解説

お酒を飲まない人にも増えている「新脂肪肝」。改善のためには食事の意識改革が大切なんです。

そこで注目したいのが、〈油を控える〉だけでなく、〈どんな油をとるか〉。今回は、脂肪肝改善に取り入れたい良質な油について、肝臓の名医・栗原毅先生に教えていただきました。

>>お酒を飲まない人の新脂肪肝が増えてるって知ってる?

血糖値の急上昇が脂肪の増加をまねく

米やパン、麺類などの炭水化物、砂糖、甘い菓子類、いも類や果物には糖質が多く含まれています。これらの糖質を食事でとると、小腸でブドウ糖に分解・吸収されることで血液中に取り込まれ、血糖値が上昇。すると、血糖値を下げるために膵すい臓ぞうからインスリンというホルモンが分泌されます。

このインスリンは別名「肥満ホルモン」とも呼ばれ、血糖値を下げると同時に脂肪の合成を促してしまうのです。とくに、空腹時に糖質の多い食事をとると一気に血糖値が急上昇。これを、血糖値スパイクと呼びますが、このときインスリンが大量に分泌されて、結果脂肪も多くつくられてしまうことになるのです。

血糖値を急上昇させないために、あまに油や青魚など良質な油(脂)をとる

オメガ3脂肪酸が中性脂肪の低下に!

あまに油やえごま油、そしてさばやいわし、さんまなどの青魚に含まれているオメガ3脂肪酸。これらは血流を改善し、中性脂肪を低下させる働きがあります。また、肝臓の脂肪燃焼を活性化させ、肝臓にたまった脂質を減らす働きも。あまに油やえごま油は1日小さじ1杯、サラダやヨーグルトにかけるだけでOK。

「あぶら=太るもの」と考えがちですが、大切なのは何を選ぶか。毎日の食事に良質な油を上手に取り入れて、脂肪肝改善につなげていきましょう。

教えてくれたのは……栗原 毅 先生

消化器内科医、医学博士。栗原クリニック東京・日本橋院長。脂肪肝の治療だけでなく予防医療にも力を入れている。血液サラサラの提唱者の一人。『新脂肪肝代謝復活ダイエット』(日本文芸社)など監修・著書多数。

『オレンジページ』2026年6月2日号より)

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監修/栗原 毅 原文/佐々木紀子 イラスト/髙栁浩太郎 文/池田なるみ