【花粉症を軽く】花粉が付きにくい服や洗濯法、便利グッズを洗濯マイスターが伝授!
つらい花粉症。外出時にマスクやメガネで花粉をシャットアウトするだけではなく、室内への侵入も防ぐ必要があります。
とくに、気をつけたいのが花粉が付着しやすい「衣類」。そこで、衣類選びのポイントや効果的な洗濯の仕方、さらにダニのアレルゲンを減らす方法を、ライオンお洗濯マイスター・大貫和泉さんに教えていただきました。
花粉が家に入り込む原因のひとつは「衣類」
花粉の侵入を防ぐため、この時期は換気を控える家庭も多いと思いますが、じつは衣類に付着して家の中に持ち込まれる花粉も多いことが、大手生活用品メーカー・ライオンの実験でわかっています。
大切なのは、花粉が衣類に付着するのを防ぐこと。花粉の付着量は、静電気や衣類の素材・組み合わせによって変わるので、それを踏まえて衣類を選びましょう。ダニのアレルゲンを除去するには、水洗いが効果的です。特にダニの温床になりやすい寝具は洗濯表示を確認し、洗濯機が使える場合は、おしゃれ着用洗剤・大物洗いコースで洗うのが基本です。
【花粉・ダニ】アレルゲンの侵入を防ぐ! 衣類対策5選
➀ 衣類に付着した花粉をしっかり落としてから家に入る

肩や腕だけでなく、静電気が発生しやすいバッグがこすれる部分、コートやスラックスのすそ、ふくらはぎの部分も花粉をしっかり払い、髪や帽子、マフラーなども忘れずに。花粉を払ったあとの手はすぐに洗うようにしましょう。衣類用のブラシや、衣類用粘着ローラーを使うと手では払いきれなかった花粉を取り除くことができるので、玄関に置いておくと便利です。
② 洗濯物を外干しするなら早朝に

花粉シーズンは部屋干しが基本。とはいえ、シーツなどの大物は外に干したいですよね。ただ、ぬれた状態の布類には花粉が付着しやすいので、外に干すなら花粉の飛散量の多い時間帯を避け、早朝に干すのが基本です。飛散のピークを迎えるころには、ある程度乾いているように逆算し、乾いたらすぐに、花粉をよく払ってから取り込むようにしましょう。
③ ダニ対策は洗うのがベスト

ダニアレルギーの原因は、ダニの死骸やフンに含まれる特定のたんぱく質。水に溶けやすい性質があるため、水洗いが効果的です。寝具のカバーやシーツ、クッションカバー、ソファカバーなども、こまめに洗濯しましょう。洗濯に使用する水は温度が高いほうが汚れが落ちやすいので、前の晩の風呂水を使ってもOK。ただし最後のすすぎは、雑菌の付着を防ぐため水道水を使って。
④ 静電気が起こりにくい衣類の組み合わせを選ぶ

静電気は「衣類の組み合わせ」によって発生のしやすさが変わります。静電気が特に発生しやすいのは、ナイロンやアクリルなど「プラスに帯電しやすい素材」+「マイナスに帯電しやすい素材」の組み合わせ。同極の組み合わせや、帯電しにくい綿を間にはさめば、静電気は起きにくくなります。衣類の組み合わせをそのつど考えるのがめんどうなら、静電気防止スプレーを使うのも一案。

●エレガード 静電気防止スプレー
大サイズ 160ml 770 円(編集部調べ)
ライオン TEL0120-556-973
静電気防止スプレーは、特殊な水の層をつくることで、静電気を防ぎ、瞬時に電気を逃がすアースの役目を果たす。
⑤ 洗える素材なら「枕」も洗って

汗や皮脂、フケなどをエサとするダニ対策、におい対策としても、枕は天日干しだけでなく定期的な洗濯がおすすめです。洗濯表示を確認し、素材に合った方法で洗いましょう。ポリエステルやわた、羽毛の場合は、手洗い後、洗濯ネットに入れてネットごと洗濯ハンガーにつるすと干しやすく、より速く乾きます。
衣類や洗濯の工夫で、家の中に入り込む花粉を減らすことができます。毎日のちょっとした対策で、つらい花粉シーズンを少しでも快適に過ごしましょう。
教えてくれたのは……
ライオンお洗濯マイスター・大貫和泉さん

消費生活アドバイザー、繊維製品品質管理士、健康予防管理専門士。洗濯用洗剤などの製品開発・ 調査に約20年携わる。 主婦・母親・女性目線で日々の洗濯に役立つ情報を伝えている。
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監修/大貫和泉 取材・原文/伊藤由起 イラスト/ナカオ テッペイ 文/池田なるみ







