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あのコウネじゃない⁉ 広島で必食の意外なグルメ【瀬戸内の白身・比婆牛・砂谷牛乳も】

食べること、地方グルメ大好きな私。
どうやら最近の広島では、牡蠣やお好み焼き以外のグルメにもどんどん注目が集まっているそう。広島は何度か観光したことがあるものの、まだ食べていないグルメがあるなら食べてみたい!
広島グルメツアーに招待いただき、ちょっと意外なグルメを堪能してきました。

その①白身こそ必食!瀬戸内魚の寿司

広島県は瀬戸内海に面し、複雑な潮の流れや地形、豊かな栄養によってはぐくまれたさまざまな魚介類を食べることができる地域だそう。
そこで広島では県をあげて「瀬戸内さかな」として、四季折々で多種多様な魚を味わってもらうための取り組みを行っています。

「瀬戸内さかな」がぞんぶんに楽しめる店としてやってきたのが、繁華街である胡町の寿司店『鮨 稲穂』さん。ネタだけではなく、合わせる酢飯も広島産のお米と酢を使うこだわりの店です。

広島産・真鯛の炙りの握り

いろんな白身をぞんぶんに楽しんでほしい』と店主の三原さん。
広島産・真鯛はまるのまま空気に触れないように一晩ねかせ、皮目をあぶって提供。たんぱくながら凝縮したうまみと香ばしさがたまりません。

広島産・オニオコゼの炙りの握り

感動したのは、広島産オニオコゼの炙り。塩でしめられてからかるく炙った身は、グニュッとかみごたえがあり、かめばかむほど味が出てきて、いつまでもかんでいたい……!

ほかにも、同じく瀬戸内海で獲れた山口県産のふぐ、広島県産のかわはぎ、あなご、はもなどが登場。白身好きとしては、一度に何種類も白身魚が食べられるなんて夢のよう。これができるのも、瀬戸内海に面する広島ならでは!

店主の地元・江田島のクラフトビール「江田島ワークス」や広島の酒「雨後の月」など、お酒とのペアリングも楽しめ、広島の食を大いに満喫できました。

SHOP DATA

鮨稲穂

住所:広島県広島市中区胡町5-7 ウィンザービル2階

TEL:082-545-5458

営業時間:ランチ 12:00〜14:00(土日のみ) ディナー 18:00~23:00(21:00LO)

定休日:月曜日

コース料金はランチ9900円(税込み)、ディナー16,500円(税込み)。季節の先付け、椀物、焼き物、留碗、デザート、鮨12貫

②広島独特の牛肉文化から生まれた「コウネ」が絶品!

みなさん、「コウネ」って知っていますか? 私はてっきり、同じくコウネと呼ばれる馬のたてがみの刺し身をイメージしていたら……違いました。これです。

コウネの炙り焼き 1380円

コウネは牛肉の肩バラ肉のことで、広島以外では「ブリスケ」とも呼ばれている部位だそう。なるほどブリスケ……焼き肉屋で聞いたことがあります。
よく動く場所なのでしっかりとした肉質の赤身と、脂がガッツリ入っているのが特徴。広島ではあえてこの場所だけを切り出して食べる文化があるのだとか。
コウネを流行らせたいんじゃなんてサイトもあるので、気になるかたはこちらもチェックしてみて。

写真/菊井博史

広島駅近く「エキニシ」と呼ばれる居酒屋街にある「バルタン本店」で、炙り焼きでいただきました。味つけされた香ばしいコウネに溶き卵をからめながら食べれば、コリコリとした食感と「肉ー!」というしっかりとした赤身で、かむほどにおいしい!
美容にいいコラーゲンやゼラチンも豊富に含まれているそうで、もっと全国的に食べられていいのでは……。

広島では、居酒屋やお好み焼き屋だけではなく、さまざまなお店で提供されている模様。見かけたらぜひ食べてみて。

SHOP DATA

バルタン本店

住所:広島県広島市南区大須賀13-21

TEL:082-258-2337

営業時間:17:00〜26:00

定休日:第三木曜日

③広島県民に愛される「砂谷牛乳」

広島市街地から車で約1時間、砂谷(さごたに)という地に35ヘクタール・東京ドーム約7個分の広大な牧場があります。この地で生まれる「砂谷牛乳」は、広島県民ならだれもが知っているのだそう。

写真/菊井博史

砂谷生まれの創業者がもともと東京・八丈島で乳業をはじめたのですが、紆余曲折を経て砂谷の地に戻ってきたというストーリーがあります(詳しくは公式ホームページの砂谷乳業創業ストーリーで!)。

放牧され、のびのびと牧草を食べてすごす牛たち。土づくりから始まったこだわりの牧草をたっぷり食べて育つのだとか。……そんな牛からとれる牛乳はおいしいに決まっている!

ソフトクリーム 400円

牧場直結のカフェ「FALO」では、新鮮な牛乳はもちろん、それを使ったソフトクリームやジェラートを食べることができます。
ソフトクリームをいただきましたが、緑が続く広大な牧場を眺めながら食べるのはまさに癒やしの時間。ミルク感たっぷり&すっきりとした甘さで、あっという間にぺろり。

ジェラートはミルクやチョコレートをはじめ、季節の味わいをふくめた約9種類があります。ソフトクリームは店舗限定ですが、ジェラートは広島駅ビルのミナモアにあるショップ「miobyDoTS(ミオ バイ ドッツ)」でも食べることができますよ!

SHOP DATA

サゴタニ牧場

住所:広島市佐伯区湯来町白砂1207-2

TEL:0829-86-0337

営業時間:11:00 ~ 17:00

定休日:HPで確認定休日:火曜日(夏休み期間はお休みなし。詳しくはInstagramで確認)

④赤身がおいしい!幻のブランド牛「比婆牛(ひばぎゅう)」

生産者が限られていて、「幻の広島ブランド和牛」と呼ばれるほど希少な「比婆牛」を知っていますか? 広島でしかなかなか食べられないので、お店で見かけたら必食です!

比婆牛のサーロインステーキ 100g 7800円

見てください、このきれいな断面! 赤身が美しい~!
比婆牛の脂にはオレイン酸が多く含まれているため脂の融点が低く、口溶けがよいのが特徴。それが、赤身でもとろけるようなおいしさにつながり、ローストビーフなどの冷製仕立ての料理にも向いているのだそう。

「牡蠣と肉と酒 MURO」には、【モモ、ランプ、サーロイン、ヒレ、シャトーブリアン】とさまざまな部位のステーキが用意されています。部位による味わいの違いを楽しむのもよさそう!
大定番の牡蠣も、生、蒸し・焼き・フライと多彩にあり、広島の食がこころゆくまで味わえますよ。

殻付き生牡蠣(かきむすめ)4個 2800円

SHOP DATA

牡蠣と肉と酒 MURO 

住所:広島県広島市中区三川町10-13 1階 PLACE内奥

TEL:080-9690-2262

営業時間:平日17:00~23:00、土日祝12:00~23:00

定休日:木曜


広島のグルメはいかがでしたか? ちなみに広島では、グルメと合わせてぜひ行きたい「新定番観光スポット」もぞくぞく増えているんです。たとえば……

人が自然と集まる minagarten(ミナガルテン)

広島市中心部から車で15分ほどに位置する、地域住民が共同運営するコミュニティ施設です。園芸資材倉庫だった施設内には自然光が注ぎ、植物がいきいき。
コーヒーを飲んでちょっと休みし、お気に入りの物を探したり、人と交流したり……。観光だけではなく、県内や近郊からも多くの人が集まる理由がわかる、素敵な場所です。

詳しくは/https://minagarten.jp/

世界で最も美しいといわれた下瀬美術館

「アートの中でアートを観る」をテーマに、2023年3月に広島県大竹市に開館した美術館。建築家坂 茂氏が設計した、海とまるで一体化したような可動式の展示室は世界無二です。2024年には、ユネスコ本部で創設された建築賞『ベルサイユ賞』で「世界で最も美しい美術館」最優秀賞を受賞しました。

サム・フォールズ《Spring to Fall》(2023-2024年)

下瀬美術館の収蔵作品のひとつ、サム・フォールズの《Spring to Fall》は、横幅45mを超える大作。壁いっぱいに包まれるように広がり、見る者を圧倒します。キャンバスに植物の枝葉や花などを配して染料をまき、自然にさらすという手法で作られ、自然の不思議さと偉大さを感じる作品。
展示室以外にも、エミール・ガレの庭、望洋テラスなど見どころたくさんの施設です。

詳しくは/https://simose-museum.jp/

おいしいグルメに、注目の施設も盛りだくさんの広島県。今、広島に行かない理由はない!
旅先をどこにするか迷っているなら、広島県に行ってみるのはどうですか?

写真、文/編集部・堀部 (写真の一部は提供) 取材協力/広島県